魚眼レンズは面白いぞ!! | 写真の鉄人塾

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このブログは、プロ広告写真家暦32年の私、「写真の鉄人」が、写真を撮るための実践的なコツを、毎日一つずつ紹介します。料理、商品、人物、風景、建築、広告写真はあらゆる分野に広がっています。いろんな引き出しからそのコツを紹介していきますからお楽しみに!!

広告写真の世界では魚眼レンズを使うことは少ない。風景でもあまりない。仕事で使うなら結婚式やパーティ辺りで変化球として使うことが多い様だ。

魚眼も円形に写る円周魚眼レンズと、広角レンズより丸まった感じに写る対角線魚眼レンズがある。

今回の2枚の写真は息子が撮ったもの。町並みの写真は、魚眼レンズで撮影した後、Photoshopで周辺をぼかし、トイカメラのイメージにしたそうだ。本物の風景なのに、ジオラマの様な独特の世界があって実に面白い。

もうひとつは長時間露光にして人物を動かしている。橋や水平線、手摺の曲線に魚眼レンズの特徴がよく出ている。

魚眼レンズは、記録用として天体位置測定や雲量測定などにも使われているが、その極端な特徴を使って、面白いユニークな作品作りに挑戦してみたい。