ノーマルなままの自然な色ももちろんいいが、色フィルターでちょっと自分好みの作品を作ってみるのも面白い。
最初の写真は、ノーマルなまま。曇天だったので少し青みがかってメリハリがない。で、フィルターで遊んでみた。2枚目、3枚目は暖色系と寒色系の例である。分かり易いようにちょっと極端にしている。テレビドラマなどで夕暮れのシーンによく使う手だ。
最後の写真は、少しアンダー目にして寒色を少し加えた。これが最終作品である。
色フィルターは通常レンズの前に着ける。広角レンズは後玉の後ろに着けることもある。便利なのは何と言ってもPhotoshopだ。
Photoshopのフィルター機能はそれこそ変幻自在。同じ暖色系でも種類がいろいろあり、またその効果を増減できる。これが凄い。それ以外にも寒色系、バイオレッドやシアン、マゼンダ、セピア様々なフィルターが用意してある。
フィルターを作品作りに使うことは決して邪道ではない。写真は結局自分の心象風景なのだ。それに近づけるのにフィルターが効果があるのなら大いに使うべきである。ただ見え見えなのは手品師がネタばれしているような感じで、ちょっとカッコ悪いかな。