■要点
・日本の立ち位置を思い出せてくれる試合
・裏を狙ったボールが多かった


■本文
日本のスタメンは、川島、長友、森重、吉田、酒井高徳、長谷部、柏木、宇佐美、清武、浅野、岡崎で、4-2-3-1(4-4-2)
ボスニア・ヘルツェゴビナは省略と思ったけど、2点を決めたジュリッチだけは書いておこう。4-4-2。4-2-4ぽくなるくらい圧力をかけてくることもあった。

○大まかな話
日本の立ち位置を思い出せてくれる試合。
もっと言うと、ここで躓くよねやっぱ。

性質が悪いのが、集中力が途切れたような瞬間の失点だったこと。
集中力さえ保てば、何とかなりそうと思わせるところ。

1対1で負ける。センターバックがフィジカルが強力なフォワードに負けてしまう。
一生懸命覆い隠そうとしても、やっぱりここか、みたいな。

1対1で負けるなら多数でかかれば良い、フィジカルで負けるならそこにボールを出させなければ良い。
一応両方やっている、と。そこを詰めていく地道な作業を続けるしかないのかやっぱり。
でもこのレベルの試合をやり続けないと、改善しているかわからないよね、というよく言われるところに辿り着く。

守れないなら、もっと点を取るしかないよねもあり得るし、もっとボールを保持する時間を増やして相手の攻撃時間を削ろうというのもあり得る。なんか、ザックの時に試した気がするけど・・・

「縦に速い」はもっと精度を上げると、自陣の押し込まれた際、相手のプレッシャーから逃れるのにも、役に立ちそう。

○細かい話
自陣でのビルドアップはサイドバックを含めた4-2で行われることが多かった。
ビルドアップの出口は、裏へのボール。
この試合はブルガリア戦とは違い、サイドバックを上げることはせず、サイドハーフ(ウィング)やフォワードを裏に走らせる形が多かった。理由は、相手のラインが高かったのと相手が前から圧力をかけてきたこと、それから多分リスクを下げるため。

裏へのボールは、オフサイドになることも多く、一発で裏に抜け出しチャンスというわけにはなかなかいかなかったが、プレスと合わせてボールをアタッキングサードに運ぶことには役立っていた印象。
裏へのボールは、オフサイドに引っかからないように要練習?。

宇佐美が切れていた。
なんだ、このレベルでも普通にやれるのか、攻撃は。
今後、持続力と守備力アップに期待してしまう。

高徳と浅野は相性悪いのかね、と邪推。

何だかんだで、若手を出してくるところにハリルホジッチの思いが見えてくる。


○まとめ
試合自体は面白かった。ヒリヒリしていた。
でも終わった後、あーまた、ここかと、ちょっと寂しくなった。
でも、あきらめたら試合終了、ここから進めていかないとってことで。
 
関係ないけど、EURO見たらルーマニアとフランスは1対1で吹っ飛ばされずにやっているわけで。

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