ビクトリア湖の畔で

子連れでアフリカ移住予定。移住準備の事など自分なりに調べた事をまとめていきたいと思います。

マラリア予防薬について

2015-10-24 14:06:08 | 健康管理

年末の移住の準備をするため、仕事を辞めて実家に帰ってきました。


退職からアパート退去までの間に、東北地方で受けられない分の予防接種(子供の)と
マラリア予防薬の処方を受けてきました。


以前、私が黄熱などの予防接種でかかった病院と同じところに行きました。
→その時の記事まとめはこちら



マラリア予防薬には「メフロキン」「マラロン」「ビブラマイシン」の3週類の薬があります。


メフロキン(¥830/錠)
・渡航の1〜2週間前から週1回1錠内服
・帰国後4週間まで継続して内服
・内服継続期間の上限は12週まで
副作用:消化器症状、めまい、けいれんや精神神経症錠(頻度:約30%と高め)


マラロン(¥484/錠)
・渡航の2日前から毎日1回1錠内服
・帰国後1週間まで継続して内服
副作用:発生頻度は少ないが、稀にアレルギー症状


ビブラマイシン
・渡航の2日前から毎日1回1錠内服
・帰国後4週間まで継続して内服
副作用:日光過敏症、食道潰瘍(十分な水分で内服する)



ここで、マラリア予防薬の意義について考えてみます。
一般的な目的としては、旅行などでマラリア流行区域に行く場合、感染と発症を予防するために使用します。

しかし、私のように永住を考えている場合、一生飲み続けるにはコスト的には不向きな薬だと思います。
ただ、慣れない土地に移り住み、慣れないうちにマラリアのような生死に関わる感染症にかかるのはごめんです。
発熱があったらすぐに病院に行って治療を受ければ重症日せずに済むことがほとんどのようですが、小さい子供もいるので一苦労です。

ウガンダのお義兄さんからマラリアには現地の人でも5年に1度はかかると聞いているので、マラリアから一生逃れようなどとは考えていません

ひとまず、ウガンダでの生活に慣れるまでの間、予防しておくのが今回の私の処方希望理由です。



コスト、内服の手間、副作用の頻度などを考慮して悩みましたが、今回はマラロンを90日分処方してもらいました。
メフロキンは今回主人が渡航前に処方してもらって内服していたのですが、すごく具合が悪そうでした。
嘔気、頭痛などがあったようです。


あとは、私は運良くビブラマイシンが手に入るので、ウガンダの生活に慣れるまではマラロンが切れたあとにでも飲もうと思います。
ただ、抗生物質なので、あんまり長い間の内服はしたくないですが。


ちなみに、、、
特に女性の気になるところと思いますが、マラロンの妊娠に対しての影響は「十分なデータはない」とのことでした。


あと、マラロンとビブラマイシンを途中で切り替えてもいいとのこと。
予防薬を飲んでいてもマラリアに感染する時はあるそうです。
もし、予防薬内服中にもかかわらずマラリア感染してしまった時は、予防に使用していたものと違う薬を使用しないといけないのだそうです。



最後に、参考までに今回の処方でかかった料金ですが、¥50,025でした。
私は同じ日に子供達の予防接種もあったので合計10万くらいになってしまいました。

痛い出費でしたー。



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