ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

お茶と梅

2021年06月09日 | 日記(?)
先日、所用があって友人の家を訪問した。
こちらから渡すものがあったのだが、行ってみると、梅が欲しいかと訊かれた。
彼の家には立派な梅の木が4本ほどあって、今が収穫時だという。
ということで、友人夫妻と我々夫婦で、地面にブルーシートを敷いて、
私が梅の木を叩いて梅の実を落とす。
そうやってシートの上に落ちた梅の実を収穫するのだ。
小一時間かかってほぼ収穫を終える。

その後、畑の方を見ると、これも立派な茶畑があって、半分近くは茶葉の収穫がされていない。
話を聞くと、今年は収穫時期が遅れてしまって、製茶工場が既に稼働を終えたので、
製茶できないなら仕方ないということで、放ってあるとのこと。
「じゃあ、少し貰っていいですか」と、上部の柔らかい葉の部分だけを収穫した。

家に帰り、私は先ず煎茶作りに挑戦した。
電子レンジを使った方法で、ネットの情報通りに作業するとなんとかそれらしくなった。
味は薄くてコクが足りないが、新茶の香りはほのかにある。
残りの葉は一晩置いて、翌日やはりネットの教えに従って紅茶を作った。
これもそれらしくできて、色は立派な紅茶だが、いまいちコクが無いけど、それなりに紅茶の香りと味がする。
緑茶も紅茶も、素人の限界はあって、やはりプロはたいしたもんだと認識を新たにする。

さて、梅の方だが、今年は2.5㎏ほどを梅干し作りにする。
残りは梅酒を作ることにした。
今年の梅酒のアルコール材料は、ホワイトリカー、日本酒、RAKI、泡盛と米焼酎の5種類。
RAKIというのはブドウから作ったトルコの蒸留酒で、誰かの土産で貰ったものなのだろうが、
ラベルを見るとずいぶん古くて、いつ誰に貰ったかの記憶も無い。
しかし、蒸留酒でアルコール度数も45%と高いので、梅酒向きと判断して使用する。
日本酒がどのように変貌するのか、これも楽しみである。

それでも梅が余った。計ってみると1.3㎏ほどある。
これは炊飯ジャーを使って梅シロップを作る。
梅に串で穴を20カ所ほど開けて、ジャーの中に梅、氷砂糖、梅、氷砂糖と3段重ねする。
蓋を閉じて保温状態で7時間ほど置いておく。

昨夜の9時にスイッチを切っておいたので、今朝は梅を取り出してシロップを少し加熱する。
取り出した梅は奥方が一部を梅ジャムにする。
残りはそのまま冷蔵するしておくようだ。
シロップは濾してペットボトルに入れて冷蔵庫に保存する。
飲むときは、シロップ1に炭酸水3くらいが適当な割合のようだ。
多分、ほとんど奥方の口に入るんだろうなぁ。

友人のおかげで、この2日間はずいぶん楽しませてもらった。
多謝!!!
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