ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

三たび新潟へ

2022年08月19日 | 日記(?)
7月の終わりに新潟へ行った。
かってグアテマラに行ったとき知り合った方で、芸術家夫妻でもある。
ご主人はグアテマラの日本人学校で教鞭を執り、新潟の教育に貢献された方でもある。
夫人は60歳になんなんとする頃から始めた切り絵で才能を発揮され、
毎年個展を開かれるほどの腕前。
身近にある植物をモチーフにされた切り絵は、絵画とは又趣が異なり、異彩を放っている。
ご主人は在職中から木版画を嗜まれ、その作品は何気ない日常を切り取りながら、ほのぼのとする作風が懐かしさを醸している。

今回は、新潟市の他に村上市にある瀬波温泉に足を伸ばした。
特急列車の車窓からは延々と深い緑の田圃が連なり、熊本の田園風景とは全く異なる。
さすがに米所と思われた。
帰ってから一週間ほど経ったときに村上地方に大雨が降って、かなりの被害が出たようだった。
連綿と連なるあの田圃は無事だったのだろうか。
今年の米に被害は出なかったろうかと思わずテレビの画面を睨み付けるように見てしまった。

新潟から東京に帰り、小田原城と鎌倉の観光をしてきたが、
コロナ感染者蔓延の中、その一日はほぼ誰とも話さず、夕方に会った年若い友人夫妻と会食したのみだった。
東京の人の多さに、辟易して阿蘇に帰った。
阿蘇の豊かな自然と涼やかな風を東京の人にご馳走したいなぁと思いつつ。
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