命があと３日なら出来るのになぜ今しないのか？

そりゃ、普通にしません

よく自己啓発講師やカウンセラーが

命があと１年だったら、１か月だったら、３日だったら
あなたは何をしますか？と問いかけます。

仕事をやめて出来なかったことをする。
好きな人に告白する。
行けなかった旅行をする。
と答えると、

じゃあ、なぜそれを今しないんですか？
と言う。

それを聞いて受講者は感動する・・・？
今、生きている間にやろうと！

一見、真っ当に思うかもしれませんが、
出来るわけがない

なぜなら

いつまで生きるかわからないから

日々の不安や苦悩、老後の心配もすべて
いつ死ぬかわからない、長生きするかもしれないから。

そりゃ命が三日なら会社も辞めるでしょう。
どんなに責任があろうと三日で終わり。

告白して振られても三日で終了。
（うまくいくとくやしいかも）
でも長生きすると考えると今の関係（職場など）では言えない。失敗したら後々気まずい・・・

三日お金があれば生きていけるので旅行も行けるでしょう（借金もできる）

もう勉強や努力をしなくていい。
健康や安全も考えなくていい。

だって終わりがわかっているから。

キャンプは明日終わるから食料全部食べられる。
遭難していたら食料はあまり食べられない。

それと同じ。

そう考えると長生きが不幸なのかもしれません。

人生５０年なら５０代リストラなんてありません。
介護問題も多くない。
老後の心配する間もなく死ねます。

あと三日の命と言われたら。（自然のね）
すごく心が軽くなると思います。

もう何もいらなくなりますからね。

お金も知識も人間関係も社会常識も

すべてから解放されます。

その時、本当に生きたくなるのかもしれません。