逢いたくて・・・羽生結弦展2022。 | ショピンの魚に恋して ☆羽生結弦選手に感謝を込めて☆

ショピンの魚に恋して ☆羽生結弦選手に感謝を込めて☆

清冽な雪解けの水のようにほとばしる命の煌めき・・・
至高のアスリートにしてアーティスト、
羽生結弦選手を応援しています。

昨日拝聴したラジオNIKKEIさんの「こだわりセットリスト特別編~羽生結弦選手特集」・・・。

 

このお話は続きがありまして・・・。

 

なんと、私は今日、東京駅まで自力で電車に乗って、結弦くんに逢いに行ってこられたのですキューンキューンキューンキューンキューン

 

各駅停車で、ですけど・・・笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

一駅乗る練習しかしてこなかったのに、いきなり東京駅ですよガーンガーンガーンガーンガーン

ガンバッタ、ワタシ・・・おねがいおねがいおねがいおねがいおねがい

 

 

昨日、ラジオNIKKEIさんの「こだわりセットリスト特別編~羽生結弦選手特集」を録音したのですが、何回かリピートしているうちに・・・アナウンサーの藤原菜々花さんが優しい声で読んでくださる結弦くんのファンの皆さんの心温まるエピソードと、結弦くんゆかりの曲を一緒に聴いていることで、不安や緊張を忘れていくような感覚があったのです・・・。

 

「もしや、これは使えるかもしれない。この番組を聴きながらだったら、電車に乗れるかもしれない」

 

ふと思い立って、完全に諦めていた羽生結弦展のオンライン事前予約のぺージにアクセスしてみたところ・・・

 

「明日、空いている!!!しかも、電車が混んでいなさそうな時間帯がっ!!!」

 

もう、勝手に思い込んじゃいました。

「これは、結弦くんが『頑張って、逢いにおいでヨ!』と言ってくれているんだっ!」

って・・・。

 

咄嗟に予約のクリックボタンを押してしまいました・・・。

 

さあ、もうそこからが大変。クリックしてしまったということは『行かなければならない』『ドタキャンは許されない』。今の私にこれはかなりのプレッシャーです・・・。

 

一駅乗る練習しかしていないのに、いきなり東京駅まで行けるだろうか!?無理だ。いや、行かねば。無理だ。いや、行くんだ。

 

心の中で葛藤を繰り返しながら、今日のための準備を完璧にしました。大きな色の濃いサングラス。マスク。大きな日傘。経口補水液。充電器。結弦くんのイヤホンに憧れて昔買ったSHUREの中でも一番安いイヤホンと録音したラジオNIKKEIさんの「こだわりセットリスト特別編~羽生結弦選手特集」。不安が高まってきた時、動悸が激しくなった時に押す手首のツボの場所にボールペンで印をつけて。

 

天気予報は私が最も苦手な「晴れ」・・・。とにかく睡眠不足はいけないと思い、昨夜は早めにお布団に入ったのですが、1時半に目が覚めてしまい・・・結局そのまま夜が明けてしまいました。

 

朝からドキドキが止まらなかったけれど、何とか駅までたどり着き、電車に乗るとすぐにイヤホンを耳に装着して、昨日録音した「こだわりセットリスト特別編~羽生結弦選手特集」を聴き始めました。

 

電車のドアが閉まる時の恐怖。一駅越えた先は電車に乗る練習でもやってこなかった未知の世界です。もう恐怖でいっぱいでしたが、不安や動機を鎮める手首のツボを押し続けながら、ひたすら「こだわりセットリスト特別編~羽生結弦選手特集」に耳を傾け、意識を集中させます。

 

各駅停車だから、辛かったら次の駅で降りればいい。そう自分に言い聞かせて、一駅、また一駅、乗り越えていきました。

 

SHUREのイヤホンの遮音効果が安くても素晴らしくて・・・段々ラジオの音の世界に没入していくことができました。

 

相変わらず恐怖は続いていましたけれど、それでも、ファンの皆さんの心温まるエピソードに耳を傾けながら・・・

 

「ああ、こうしてみんな、結弦くんのスケートに救われてきたんだなぁ。みんな頑張っているんだなぁ・・・」

 

そう思うと、何だか自分だけが一人で頑張っているのではなくて、結弦くんを応援しているファンの皆さんと、それぞれ背景は異なっていても、結弦くんという存在を通してつながり合っていて、一緒に頑張っているんだな・・・そんな風に感じるようになってきて、それが、すごく励まされているような、応援されているような、そんな気分になりました。

 

そして、結弦くんゆかりの曲を聴きながら、昨日ラジオを聴いていた時のように、やはりあの時は・・・、この時は・・・、といろいろな思い出が蘇ってきて、そのうち、結弦くんが乗り越えてきた数々の苦難のことが思い出され、それと今の自分の状況を重ねながら、いろいろなことを考えていました。

 

明らかに私よりも繊細な結弦くんが、震災で味わった恐怖、中国杯で味わった恐怖、怪我で味わった恐怖等を・・・どんな思いで乗り越えてきたのだろう・・・。そんなことを考え始めたら、本当に結弦くんには尊敬の念しか湧いてこなくて、乗り物に乗れないぐらいでこんなに恐怖を感じている自分が、段々ちっぽけに思えてきたんですね・・・。

 

羽生結弦なら、諦めない。

羽生結弦なら、ここで電車を降りたりしない。

羽生結弦なら、東京駅までたどり着ける・・・。

 

結弦くんの頑張りと自分の頑張りを重ね合わせながら、何とか一駅、一駅、恐怖を克服していきました・・・。

 

やがて「マスカレイド」の歌が流れてくると、今度はとしくんの本を読んだことを思い出したり、お二人のFaOIでのコラボのことを思い出したりして・・・。

 

明らかに、私より繊細な結弦くんやとしくんが、明らかに、私とは比較にならないくらいもっと大きな苦しみを乗り越えて、今こうして、自分以外の人々のために滑ったり歌ったりしてくださっているんだな・・・。そして、その歌やスケートから元気をもらって、一生懸命頑張っている人々がたくさんいて、この世の中にはそんな純粋な人たちが、たくさんいるんだ・・・。

 

いつしか私の大きなサングラスとマスクの内側は涙と鼻水の洪水になっていました・・・。こういう出で立ちだったので、電車の中でどんなに泣いていても誰にも気づかれずに済んだと思います。

 

電車に乗っている恐怖と、結弦くんや結弦くんのファンの皆さんに出会えた感謝の気持ちとがごちゃ混ぜになって、電車の中でずっと泣いていました。東京駅に到着して電車のドアが開き、ホームに降りた時は、膝から崩れ落ちそうになりました。

 

「やっと、たどりついた・・・」

 

物陰でサングラスをはずし、マスクの中にたまった涙と鼻水をぬぐって、八重洲北口の改札口へ・・・。久しぶりの大都会の日差しは眩かったです。

 

日本橋高島屋本館に着いて、正面玄関で迎えてくれた結弦くんの大きな広告を見た時は、胸がいっぱいになりました。このために来たのだ、と・・・。

 

「結弦くん、逢いに来たよ・・・。結弦くんに逢うために、ここまで来たよ」

「来てくれて、ありがとう。ショピンさん、頑張ったね」

 

勝手に結弦くんと会話しながら8階へ。

エレベーターには乗れないので、エスカレーターを使います・・・。

 

日本橋高島屋で初めて結弦展が開催された時、私は初日に出かけていって半日近く行列に並んだのですが、当時は何か催し物があるとあれも行列、これも行列・・・で大変でしたが、今は通販や受注販売やオンライン事前予約等で、本当にファンの皆さんの負担が軽減されましたよね。

 

結弦くんのあまりの人気ぶりで現場の混乱は必須でしたが、スタッフの皆さんや、きっと結弦くん御本人の意向もあってなのかとも想像しますが、どんどんシステマティックに改善されてきました。スマホがないと参加できない、というのが、スマホやPCを持たないおじいちゃんやおばあちゃんに対する門戸を狭めてしまうのではないか・・・と思うと少し複雑な気持ちにもなりますが・・・。

 

同じ会場で開催された当時の結弦展のことを思い出しながら、8階に辿り着きました。

 

結弦展。

本当に精神的に大変でしたが、行って良かったです。

 

昨夜の今頃は・・・

たどり着くことができないんじゃないか、という不安に押しつぶされそうでした。

 

昔の結弦くんのお写真もたくさん見ることができましたし、立派な青年へと成長した結弦くんのお写真へと続けて眺めていると、世の中いろいろ辛いニュースも多いですが、こうして、こんな風に、どこまでも純粋で、透き通るように美しい心を持って、多くの人々を救っている結弦くんという存在が、現実にこの世界にいてくれるんだなぁ・・・という奇跡を、改めて感じました。結弦くんは本当に奇跡の存在です。

 

「天と地と」の衣装は一番見たかった衣装でした。写真も衣装もそうですが、そこに関わった方々の気迫や情熱というものまで、ひしひしと伝わってくるものがありますね。そしてもちろん、それを纏った結弦くんのその時々の思いや、それを観ていたファンの皆さんの思い、というものもまた、衣装に記憶されているかのように感じました。

 

「総合芸術」という言葉がありますが、羽生結弦というアーティストはもはや「フィギュアスケート」という枠組みを完全に超えていってしまった・・・「羽生結弦」という生きた芸術へと昇華していった存在だと、改めて感じます。

 

北京五輪を振り返ると、今も少し複雑な気持ちになりますが・・・。ただ、あのオリンピックは、これまでのオリンピックの概念を変えてしまったな、と思います。努力する子供たちに、努力の大切さを教えるのに、「結果やメダルよりも大切なものがあるんだよ」と教えることがあるかもしれませんが、数々の素晴らしい結果やメダルを獲ってきた人だからこそ、あのような舞台でその本当の意味を伝えることができたのかもしれません。

 

北京五輪を見てきた人々が、結弦くんの姿から何か大切なものを感じ取った。だから、結弦くんの言葉をもっともっと、聴きたい。多くの人々が結弦くんの言葉にこぞって耳を傾けたのはきっと、そういう理由からでしょう。

 

結弦くんとラジオNIKKEIさんの昨日の番組のおかげで、今日の私の大冒険は無事終わりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今日のような目的の為だったから、何とか頑張れた、というのは事実です・・・。これを明日またできるか?と言ったら・・・それはわかりません。行きつ戻りつをしながらでも、少しでもよくなっていってくれればと思います。

 

今日はどっと疲れました。でも、本当に頑張ったな、自分。と思っています。結弦くんを追いかけて飛び回っていた私が、まさかこのようなことになるとは想像もしませんでした。

 

結弦展、明日、まだ間に合う時間帯があるようですよ↓

 

 

 

 

結弦くん、もう滑るプログラムは決まっているでしょうか。練習に励んでくれていますね、きっと。足首もどんどん良くなっていってくれていますように。素晴らしいアーティストの皆さんとの出逢いが、頑張ってきた結弦くんの癒しとなりますように。アイスショーを通して、結弦くんのスケートがますます進化していきますように。たくさんのファンの皆さんが素晴らしい時間を共有できますように。

 

結弦くんに逢いたい・・・。

 

いつか逢えるその日を心の支えに、また明日から頑張ります。

 

皆さんも、いろいろあると思います。

私も頑張っています。

これからも、一緒に頑張りましょう。

結弦くんと一緒に。

 

結弦くんと皆さんにとって明日もまた素敵な一日となりますように。

 

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