妖怪イシーバについて書いています。
山口県に住んでいると、
どうしても、
「みんなちがって、みんないい!」
のだから、
「他人との(能力の)比較をするのは、決して好ましいことではない!」
などと言った変な思想に囚われてしまいがちになります。
「みんなちがって、みんないい」
は、
小学校の教科書にも採用されている「金子みすゞ」の代表作なのです。(小学3年、光村図書)
長門市内の各戸に毎月配布される広報誌「知っちょこ」には、毎号、みすゞの詩が掲載されています。
私は、車で30分も走れば、みすゞ通りに届く距離に住んでいます。
そんなこんなで、かなり影響を受けているのが、長門市民のはずなのです。
ところが、
「みんなちがって、みんないい」は、
上手に使うと金子みすゞが表現している通りの世界観の中で生かされるのでしょうが、
使い方を誤ると、
人間の成長を妨げる道具、となってしまいそうです。
・敵方の狙いにはめられて、軟弱な国民を大量に作ってしまう恐れ、
や、
・権力者の狙い通りの単細胞型従順な人間の排出、
に陥るのではないか、などと心配です。
とんでもない失敗をしでかしても、「みんなちがって、みんないい」のだから、責めてもよくはない。
良いところ見つけて、そこを生かそう。
などと理解しすぎるあまりに、失敗人間ばかりを作ってしまうかもしれません。
マスコミを使って悪事を隠している権力者に対して、
お上だって人間なのだから、間違うことだってあるだろう。
一生懸命に仕事しているのだから、許してあげよう。
等といっていると、
税金は増えるばかりとなります。
超過死亡者は、さらに増えるでしょう。
私自身も、そんな失敗を何度か繰り返しています。
ちゃんと説明して失敗を許してあげた(はず)なのに、
考えもしなかった方向に事態が動く場合があります。
優しく接したばかりに軽く見られてしまい、見えないところで反逆されてしまったことが、何度かあります。
リーダーにとって、(部下の)失敗にどのように対応するか、は、かなり厄介な問題です。
その人の性格を掴んで、最適な対応を考え出すように努力するしかないと思いますが、その最適な対応が難しいわけです。
相手が身内であったり、また、人手不足の現状では、対応を誤るとたいへんな目にあうことになります。
小さな組織だとなくなってしまうでしょう。
大組織であっても、迷走を繰り返しそうです。
それが、
国家のリーダーともなると、さらに要注意です。
国家のリーダーは、強靭な体力と強い精神性を持ち合わせていないといけません。
経験豊富な知恵のかたまりであってほしいものです。
核ミサイルで隣国から狙われているのが、我が国なのです。
度重なる領海領空侵犯が、現実なのです。
様々な脅しや懐柔策に、毎日さらされているのが、一国のリーダーなのです。
そんな自覚を持っていただくためにも,他国のリーダーや自国の歴代のリーダーとの比較は必要でしょう。
まあ、そのようなことで、
「みんなちがって、みんないい」を理解しながらも、
チャンスがあれば、
妖怪イシーバについて、
他に思いつくリーダーと、
比較してみたいと思います。
どのようなリーダーを持つか、は、一国の命運を左右することにもなりかねません。
妖怪世界の論理で選ばれてしまってはいけません。
主権は在民にあります。
ダメなリーダーを選んだとしたら、
すぐに交代させないと、
苦しむのは庶民ばかりなり、となってしまいます。