何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

唄い続ける事だけさ

2020年11月23日 05時09分51秒 | Weblog
竹内君またまたカンパありがとう。

クーとなずけられたメスの子猫がやってきた。
21日の事だ。
猫の主人は、孫の、こっこ。
お小遣いを貯めて、準備して、やっと手に入れた可愛い子猫だ。
家族旅行に連れて行けない子猫は、バーバの典子さんちにやってきた。
最初戸惑っていたクーだが、しだいになれて、一晩たつと我がもの顔。
何も出来ない僕と何も言わない典子さんの間を駆け回っては寝転んで身体をなめていた。
典子さんと僕は、そんなクーを見て微笑んでる。
誰も無理せず生きている。
幸せな時間が流れている。
生きるってこんな事かな?。
今は、子猫も居ない、静かな暮らしだ。

シンプルイズベスト。
そこから始まって、シンプルイズベストに落ち着く。
何時の時代もだ。
誰もが理解できるものが一番。
複雑で理解しがたいものは、そこに新しい職種を生み出すためだ。
無駄を増やしているんだよな。
無駄といえば、音楽もそうだよね。
あれば、豊かな気分も味わえるが、なくても生きてゆける。
なぜ僕は、生きてる限り唄おうとしているのだろう。
これも難しい問題だ。

昨日22日の昼食の後、典子さんに押されて車椅子で外に出た。
焦点が合わないので道行く人は理解できても顔が分からない。
それでも、強い秋風の中、落ち葉の舞うのを見ながら散歩できた。
典子さんに感謝だ。



  唄い続ける事だけさ

唄う為に生まれてきた
唄う為に作り続ける
自分に言い聞かせているのだろう
最後まで生き続ける為に

ギターをバックに唄ってきた
言葉の隙間を埋めていた
今は裸の言葉で勝負する
最後まで生き続ける為に

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