てきとうすぎる日常。。。

連日猛暑が続いていますが、ツクツクボウシも鳴き始めて秋の風も入ってきました。
夏の終わりを感じてしまうのはさみしいものです。

秋といえば・・・
そろそろヒメオオクワガタが出てくる頃かな？と思って得意の奥利根エリアへ採集に行きました。
時間を有効活用したいので前日入りします。
道の駅かたしな
2018年7月にオープンしたばかりの道の駅で尾瀬エリアにアクセスするのに便利になりました。

結論から言いますと「採集結果はボウズ」です。

なんといいますか・・・
「雰囲気は抜群に良いが居ない！？」
って感じです。


ヤナギの状態は良いけど樹液の出てる食痕が無い。
まだヒメオオの２次発生時期では無いのかな？って感じ。

自分のブログを読み返してもヒメオオ探索は９月初旬から中旬である。
１ヶ月も早いじゃないか・・・

真夏でも居ない訳ではないので言い訳です。ハイ。

途中林道に入る前に
落石・・・なんてこったい。

朝5時台にも関わらず落石を除去して通していただけました。
作業員の方々には頭が上がりません。ありがとうございます。

という訳でやってきました。

良い景色に美味しい空気。
この場所のブナの原生林はスケールが違う。

ブナ！

しかし、肝心のヤナギを見てもヒメオオの姿が無い。

本気で藪漕ぎしまくっても見つけられない・・・

沢に降りても見つからない・・・

見落としもあろうかと思い林道を2巡目・・・でも見つからない。
なんてこったい。

クロオオハナカミキリ

キベリタテハ

朝イチから昼前まで探索して完膚無きまでに完敗でした。



気を取り直して・・・気になっていた林道「栗原川林道」に突撃します。


ここは40kmにも及ぶロングダートで日本百名山の「皇海山（すかいさん）」へアクセスする林道です。
老神温泉、吹き割りの滝側の入り口と利根町根利（ねり）側の入り口があります。

すべて自己責任です。

今回は片品村側からの帰り道って事で老神温泉側から入ります。
この林道は行けば分かりますが、しょっちゅー落石と崩落で通行止めになりますので、

沼田市ホームページ（皇海山）

より林道の通行状況を確認してから行くようにしてください。

では突撃！

文章書くより画像で













大分荒れてきました。

谷側は落ちたら死ねます。



ブラインドコーナーも沢山ありますし、交通量は少ないですが、たまーにバイクや車、自転車などが走っていますので充分注意して通行する必要があります。

特に車でのすれ違いは厳しい場所が沢山ありますので譲り合いの心を持ってくださいね。

素堀りのトンネルもあります。

天気が怪しい



皇海山の登山口までやってきました。

登山口までは老神温泉側、利根町側、どちらからアクセスしても20kmありますのでなかなか厳しいですね。



ここからは利根側になります。






老神温泉側は沢沿いでしたが、利根側は「栗原川沿い」です。
本流なので渓流釣りをするなら利根側からが便利かと思いました。

利根側はゲートがありますが、野生動物進入防止用ですので開けられます。

開けたら必ず閉めましょう。

ジムニー遊びが出来そうな坂があったので

無駄に登る・・・登るだけ。

ヒメオオクワガタポイントの新規開拓とも思いましたが・・・
標高1400m位まで上がりますが、植生がハンノキ中心でブナは数えられる程しかなく点在しておりヤナギも少なく中々難しいのではないかと思いました。

スジボソヤマキチョウ

オスは黄色い

擬態、レタスみたい。

ヒメウラナミジャノメ

栗原川林道は
とにかくダートが長い林道ですので色んな意味で疲れます（笑）
少し路面が荒れている場所がありますが、普通の車も沢山いましたので、ちょっと擦ったり腹打ちしたりする程度で通行はできるかと思います。
一応4WD車推奨ですかね？？？

帰りは温泉部です。
林道終点近くの「南郷温泉しゃくなげの湯」は昨年行っているので、今回は県道62号を桐生方面に降りて国道122号線からすぐの
「わたらせ渓谷鉄道　水沼駅」です。

駅！？そうです。水沼温泉は駅と温泉が一緒なの
です。

チビ達も嬉しそうでした。

列車の画像がイマイチで申し訳ありませんが、オープンデッキのディーゼル列車でした。



駅のホーム側からは
「温泉と一緒がめずらしく撮影」
で、温泉客は
「ホームと温泉が隣り合わせでめずらしく撮影」
なので
「カメラを向け合う」
というなんともシュールな展開でした（笑）

橋もあります。

これは絶対お得

湯上りのアイス

アンコが雪…

逆じゃね？って突っ込みたかったが美味しかった。

今回ヒメオオクワガタは採集できませんでしたが、シーズンは始まったばかりなのでまた近いうちに行こうかと思います。