ふるさと納税サイトの違いを比較(主に「ふるさとチョイス」と「さとふる」の違い)

私がふるさと納税をはじめたばかりの頃は、有名どころでは唯一「ふるさとチョイス」がいろいろな自治体の情報をまとめて掲載していて、検索ができたりふるさとチョイスのサイトを通じてクレジットカード払いができたりと便利でいつも利用していました。

最近ではふるさとチョイスだけでなく、お礼の品の発送が早い「さとふる」をはじめいろいろなふるさと納税に関するサイトが運営されています。それぞれの特徴や違いをまとめてみます。


主なふるさと納税サイト

主なふるさと納税サイトとして、有名な「ふるさとチョイス」「さとふる」、楽天ポイントやANAマイルが貯まる「楽天ふるさと納税」「ANAのふるさと納税」、他に「ふるぽ」「ふるなび」を紹介します。

ふるさとチョイス

ふるさとチョイス

ふるさとチョイス公式サイト

ふるさとチョイスはおそらくふるさと納税に関する情報サイトとしては一番古いものでシェアとしても最大だと思います。ふるさとチョイス限定お礼の品なども出ています。ふるさとチョイスを使った支払いの手段はヤフーの公金決済でのクレジットカード払いが使えます。

どんな自治体にいくら寄付したかなど履歴が見れたり、お気に入りの自治体や商品をお気に入り登録したりと使い勝手も便利です。(これは他のサイトも同じです)

ただ、最近はお礼の品が多すぎて見ずらい感じもあります。

昔は選べるお礼の品の数が多いほどいろいろ選べて選択肢が多くていいと思っていましたが、今は自治体の競争が激しくてお礼の品の数も増えすぎて選ぶのに時間がかかります。欲しいお礼の品が決まっててその自治体のページに行ってもなかなか見つからなかったり。

最近自治体の競争が激しくて本当に選びにくいし時間がかかります。結局良いお礼の品ってそんなに多くないんですけどね。

さとふる

さとふる

さとふる公式サイト

「さとふる」はソフトバンクグループのふるさと納税サイトです。ふるさとチョイスと比較すると、登録自治体の数やお礼の品の数は少ないのですが、お礼の品一つ一つのレベルが高かったり、またお礼の品の発送が早いです。

※ふるさと納税はお礼の品が送られてくるのに時間がかかる(自治体で受付後に業者を通じて送られるので1ヶ月くらいかかるのは当たり前)のですが、さとふるは最短1週間と発送が早いです。

私も今までは昔から使っていたふるさとチョイスばかり使っていたのですが、さとふるのお礼の品が良いものが多かったり、お礼の品の発送が早いので最近はさとふるをよく使っています。

ふるさと納税のクレジットカード払いもできて、ふるさと納税した履歴、気になったお礼の商品をお気に入り登録したりと使い勝手も便利です。

ふるさと納税の控除のシミュレーションもここのは使いやすいですね。

ふるさと納税初心者のために専門のスタッフが対面でいろいろ教えてくれるふるさと納税コンシェルジュや、電話でサポートしてくれるコールセンターもあり、ふるさと納税初心者の方には「さとふる」はおすすめです。

またチャット形式で質問を入力すると答えてくれるふるさと納税コンシェルジュ さとみも面白いですね。

わからないことはだいたいここで解決します。

個人的な意見ですが、いろいろ使ってみて、さとふるは今イチオシです。

ふるなび

ふるなび

ふるなび公式サイト

ふるなびはアイモバイルが運営するふるさと納税サイトです。

日本旅行と提携して旅行に特化したふるなびトラベルや、ふるさと納税のポイントで有名店の食事が楽しめるふるなびグルメポイントなど、独自のサービスも展開しています。

ふるぽ

ふるぽ

ふるぽ公式サイト

ふるぽはJTBグループのふるさと納税サイトです。ポイント制なので便利ではありますが、還元率を考えるとあまりよくないですね。ふるぽでのふるさと納税の申し込みはふるさとチョイス経由になります。自治体と納税者の間にふるぽとふるさとチョイスの2社を通すことになるので、還元率の高さは期待できませんね。

ただ、そうは言ってもポイント制は便利なので利用する価値はあります。ポイントの有効期限が2年、寄付した自治体専用のポイントではなく「ふるぽのポイント」なのでいろんな自治体の納税に使えるというのは大きなメリットです。

楽天ふるさと納税

楽天ふるさと納税

楽天ふるさと納税公式サイト

楽天のふるさと納税です。楽天の会員情報を使って納税できるので簡単で、ふるさと納税で楽天ポイントも貯まります。納税額100円につき1ポイント付与されるのでお得ですね。

ANAのふるさと納税

ANAのふるさと納税

ANAのふるさと納税公式サイト

ANAのふるさと納税です。ふるさと納税でANAのマイルが貯まります。寄付金額100円につき1マイル付与されるのでマイラーには嬉しいふるさと納税サイトですね。

ふるさとチョイスとさとふるの違い

ここで、昔からよく使っていた「ふるさとチョイス」と、私も最近よく使う「さとふる」の違いを解説します。

仕組みやお礼の品の配送の速さの違い

ふるさとチョイスは「いろんな自治体の紹介をしているサイト」という感じで、決済自体はふるさとチョイスを通してできる自治体も多いですが、基本的にはそれぞれの自治体に申し込みをする感じです。

「はい申し込みがありましたよ」と情報だけ流してくれてあとは自治体とお礼の品の生産者に任せている感じです。

それに対して、さとふるは集金やお礼の品の発送をさとふるがしてくれます。そのため、さとふるはお礼の品の発送が早いです。

基本的にふるさと納税のお礼の品はネットショッピングとは違い、寄付してからお礼の品が届くまで1ヶ月~2ヶ月くらいはかかるのが当たり前です。

県や市や町などの自治体が納税を確認して(まずここで時間がかかる)、そして地元のお礼の品を送ってくれる農家さんや業者さんに連絡して発送という手順で、お礼の品の農家さんなどもネットショッピングなどやっていないところも多いし、受けてから収穫という場合もあるので時間がかかります。

まあ、ショッピングで買い物したのではなく”お礼の品”ですから「遅い!」ってのはおかしい話なんですけどね。そうは言ってもやはり早く欲しいというのもわかります。

ふるさとチョイスはそれぞれの自治体に直接申し込む、さとふるはさとふるがまとめてくれる、という感じなので、集金やお礼の品の発送をさとふるがやってくれる分手間が省けて自治体も助かると思います。また、私たち納税者としてもお礼の品の発送が早いのはありがたいですよね。

情報量の違い

情報量ではふるさとチョイスが圧倒的に多いです。ただ、最近はふるさと納税ができる自治体の数や、それぞれの自治体の扱うお礼の品の数も増えてきたため、逆に数が多すぎて選びにくい感じがあります。

自治体のかたも生産者さんもマーケティングが得意な方とは限らないので、もうとにかく何でもたくさん出しておけば申し込みが増えると思ってどんどん増えているのかもしれません。

今では欲しいものを検索しても検索結果がたくさん出すぎて困る感じです。

その点さとふるは昔はお礼の品の数が少なくてあまりよくなかったのですが、今では多すぎるお礼の品のなかから良いものを厳選してくれている感じがあり、逆に選びやすくて満足のいく良いお礼の品が選べることが多い感じがします。

決済方法(支払い方法)の違い

決済方法は、ふるさとチョイスはクレジットカード払いができる自治体はYahoo!公金払いを使ってクレジットカードで決済ができます。

それに対して、さとふるはクレジットカード決済はもちろん、10万円未満ならsoftbankやau簡単決済で携帯電話の代金と一緒に支払うこともできます。

ふるさと納税の初心者はどこを使うとよい?

私がふるさと納税をはじめたばかりの頃は唯一「ふるさとチョイス」がいろいろな自治体の情報をまとめて掲載していて、検索ができたりふるさとチョイスのサイトを通じてクレジットカード払いができたりと便利でした。

最近ではふるさとチョイスだけでなくいろいろなふるさと納税に関するサイトが運営されていますので、いろいろ見てみて使いやすいサイトを使ってみてください。

とは言っても、いろいろ利用している立場から初心者の方にアドバイスをさせていただくとすれば、今はさとふるがおすすめです。

ふるさとチョイスは数が多すぎて見つけにくい感じがあるので、さとふるを使いつつ、さとふるに無いレアなお礼の品が欲しい場合は情報量の多いふるさとチョイスを使うと、見つかるかもしれません。

例えば「伊勢海老」はさとふるにもあるけど「ぶどう海老」はふるさとチョイスにしか無い、サーモンはふるなびにもあるけど「鮭児」はふるさとチョイスにしか無い(2017年12月の情報です)、というようなものがあります。

逆に伊勢海老やサーモンで探す場合はふるさとチョイスだと数がたくさん出すぎて「どこの自治体がいいんだろう?」と迷ってしまいますので、基本は「さとふる」、欲しいものが決まっていてふるなびにない場合はふるさとチョイス、というのが今のところ鉄板かなと思います。

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