東京工水巡り 志茂駅~小豆沢~王子 前篇 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

前回から少し時間が経ちましたが環八沿いの工水巡りの再開です。

 

環八の歩道上には目新しいCCBの蓋が散在していました。すべり止め効果を狙ったのでしょう。複雑な地紋です。

何かをどうにかしてくるっと回せば開くようです。

 

取の異体字、店舗、買ます

 

と、油断したところに

 

いい蓋がありました。二の字地紋の電電蓋。関西では比較的新しい蓋も二の字地紋だったりしますが東京では割と古い蓋に多いようです。

 

冒頭のとは異なる地紋のCCB蓋。ロマンチックが止まらないとは言いません。(言ってる

 

で、工水蓋ですが。車道上に点々とあります。いずれもマンホールを設置した時の工事跡が残っています。割と最近更新したように見えますが平成30年の都議会で工業用水道廃止が決まったようなのでそれ以前の工事跡かもしれません。

 

唐突に柱が現れました。

 

二文字目が読めなかったのですがネット検索した結果「仙甚橋」であることが分かりました。

 

眞頂院に例の塔がありました。以前参加した散歩会で無縁仏を集めたものと教えてもらったのですが「改葬供養塔」とあります。墓地の移転などをきっかけに作られることがあるのでしょうね。「養」が異体字なところも個人的にはポイントです。典型的な動用字。

 

塔になり切れなかった?墓碑も片隅にまとめられていました。

 

一瞬、都章?と思ったのですが違いました。お寺の紋でした。あまり注意してみたことがなかったのですが、これは真言宗の輪宝と呼ばれるタイプの寺紋のようです。☸

 

工水ルートをさらにたどります。工事跡が水面に広がる雨の波紋のようです。ポツポツ。

 

前方後円墳タイプも。

 

そして見覚えのある風景が。

 

三園浄水場から歩いた時の終点にたどり着きました。もう少しだけ東へ歩いてから工水の本管を離れ小管沿いに王子駅方面まであることにしました。続く

 

 

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