宇和島駅からJRで務田駅まで移動し歩き遍路再開です。予土線のこの区間、くねくねと勾配が重なりかなりゆっくりと進んでいました。東生さんの歩き遍路動画でも同じ区間乗車した感想として「長い時間かけて歩いた区間も車や鉄道だと一瞬じゃんというイメージだけど、意外と乗車時間が長く感じて、歩いていても意外と進んでいるなと感じた」というようなことをおっしゃっていて、全く同じ感想を持ちました。
札所の番号が張り替えられていますが間違えたのではなく漢数字で書いてあったのをアラビア数字に変えたのかもしれません。
歩き遍路のお友達。今日もイソヒヨドリ♀♂
読めない道標
アニマルズ
左手に見える山道の入口。それっぽいけれど遍路道ではありませんでした。
ここは左折のはず。
白看板は漢数字で札所番号を表示
遍路シールなどは見当たりませんが黄色い地図に従って右折します。
第42番札所仏木寺
石段に刻印がありました。お城以外では初めてかな?
納経所でみかんをいただきました。ありがたい。
昨日はキセキレイとハクセキレイに会いましたがこちらはセグロセキレイ。確か日本の固有種。
さて、今回の区切り打ちの中では最初の難所の歯長峠へ向かいます。
石畳が美しい。濡れていないので助かります。
崩落個所。このせいで通行止めになっていたようですが、新たに設けられた迂回路まで奥に見える梯子で登ります。
緊張しすぎて梯子の正面での撮影を忘れていました。
無事に迂回できました。
根っこが露出していて歩きにくいです。
励ましありがとうございます。
あとちょっと。
いったん車道に合流
ここで車道から離脱。
階段を上って一休み。
時々見かけるこの詩「早く歩くかゆっくり歩くか 何日で廻るかなん回廻るか そんな事よりしっかり歩け そして何かをのこせ」どなたが作られたのでしょうね。とても響きます。
送電鉄塔への道標
勾配がきつくなりました。
鎖を手繰り寄せなければ登れません。ヒイヒイ。
角度はこれくらい
ヒイヒイ
そしてご褒美! 絶景絶景
峠に到着しました。送迎庵見送り大師 途中で逆打ちさん2名に会いました。
再び絶景。昭和初期まではこの道が宇和と宇和島を結ぶ唯一の生活道路だったのだそうです。
下の見慣れない道標札では直進と左折の二種類のルートが示されていますがその違いの説明がありません。上のへんろみち保存協会では直進のみ示されているので直進します。
倒木の処理もされていてありがたい。
ありました。鉄塔。お参りしておきます。
ふかふか道を下ります。実は草の下の地面の様子が分からないので怖いのです。膝もがくがく。
峠越え終了です。