四国八十八ヶ所 歩き遍路上観察 シーズン4 Day2その2 歯長道~43番明石寺~宇和町 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。
他にも歩き遍路や街道歩きなどの歩き旅もの、旧字・異体字など雑多です。

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次の札所まであと6.3km

遍路の??お墓?

歯長地蔵

歯長峠越えでかなり消耗したところでありがたいへんろ小屋。30分近く休憩しました。

すずめが実ってる。

番外霊場 道引大師

中務茂兵衛さん二〇九度目

開放感あふれるトイレ 道がつけ変わったのでしょうかね。

ここも国道と旧道の分岐点。丁寧に右側を歩いていきます。

ちょくちょく休憩所があり助かります。

黄色い地図にも乗っている民宿ですが売物件となっていました。残念です。

左右どちらもへんろ道指定されていますが当然右へ。

よさげな排氣弇にも出会えました。 デザイン蓋のほうの建物は何でしょうか?

西予宇和インターチェンジと県道29号線を結ぶ車道をくぐったところで右向きの遍路シール。黄色い地図によると左になっています。この記事を書くときに調べたら松山自動車道がここのインターチェンジから大洲方面は2002年、宇和島方面は2012年にそれぞれ開通とのことなので元々のへんろ道が高速道路建設で分断されたのかもしれませんね。

さきほどのところをシールに向きとは逆に左折して住宅街を通る道へ。そして唐突に右折の合図。

こんな場所を抜けると

野球場裏に抜けました。ここにも茂兵衛さんの道標がありました(百九十一度目)。ということで少なくとも明治のころはここが遍路道(のひとつ)だったわけですから、先ほどの自動車道をくぐったところを左折ではなく、遍路シール通りに右折したとしてもここにつながっていたのかもしれません。

 

集排蓋

奥之院とありますがお堂などは見当たりませんでした。

さて、明石寺が近づいてきたわけですが、ここから上りです。歯長峠がきつかったので、もう足が上がりません。この階段も杖なしには登れなかったでしょう。

ヒイヒイ

なんとかたどり着きました。第43番札所明石寺。「あかしじ」と読みそうになりますが「めいせきじ」です。でも本来は「あげいしじ」なのだそうです。

参拝を終え、やれやれと思ったのですが追い打ちです。でも次の札所へ向かう大寶寺道と呼ばれるへんろ道のうちのこのあたりは国の史跡にも指定されている貴重な道ということで頑張って歩きます。

古い切通し。

農集蓋の紋章は旧宇和町の町章でした。

旧街道の面影を残すいい町並みです。こういうところはホッとしますね。

足を引きずりつつも気分は上々です。

このあたりの自治体の量水器蓋はこのデザインが多いようです。

公会堂もよき。

少し隠れてしまっていますがイソヒヨドリも鮮やかに撮れました。

鬼! 鬼窪郷組中とあります。

お城もあったそうで歴史ある町なのですね。

スガワ寺へ二十(〇里?) 44番大寶寺も45番岩屋寺も70~75km程度先なので別のお寺を差しているのでしょうか?

今日泊まる宿を通り過ぎてもう少し進むことにしました。

 

首を長くして休憩しているお遍路さん

例によって右の道を選びます。

茂兵衛さん百六十五度目 左 八幡浜とあります。八十八ヶ所巡りの方向ではありませんが九州とを結ぶ港を差していると思われます。九州から来るお遍路さんはここから札所巡りを始めたのかもしれませんね。

小雨が降ってきました。

 

今日はここまで。バスで宿まで戻ります。本数がとても少ないのですがバス停に掲示されたQRコードを読み取ると運行状況がリアルタイムで表示されるサイトにつながるので安心して待って居られて便利です。バスロケーションシステムの名前は「宇和島バスどこなんよ?」。

 

本日の歩行距離:約26km 歩行時間:約8.5時間