自分で収穫したブルーベリーで初の大量なジャムを作るのを長文で解説してみる(なろう風ジャムつくり) | ブルーベリーで適当にいこう

ブルーベリーで適当にいこう

シロウトによる適当な栽培ですがブルーベリーの栽培・収穫を
楽しんでます 目指すはジャングルでウハウハだぜ~!

タイトルを、もっと「なろう風」に長文化したかったのですが

アメブロさんに拒否されました、本当の記事タイトルは

「丹精込めて栽培し自分で収穫したブルーベリーを使って自身初の大量なブルーベリージャム

を作るのを長文で解説してみる(なろう風ジャム作り)」

です(笑)。6/26作成

 

 

 ブルーベリージャム

 

 趣味栽培者が辿り着く、お楽しみタイムです

過去に、何度も作って来ましたが、今回は大量に作ります

嫁からもバラ撒き用に欲しいとのリクエストもあり、好都合です

普通に記事にしてもアレなんで、今回はウザい程に細かく

解説しますよ~(誰得?)

 

 準備する材料

 収穫した冷凍ブルーベリー(ジップロック3袋分) = 1900g

 

 三温糖 =400g

今回は真面目に計ってみました↑

いつもは適当です

 

 材料はこれだけ、普通に市販の果実を購入したとすると金額的に

恐ろしい事になりそうですが、考えない事にします。

材料にレモン(ポッカレモン)を使うパターンも「あり」ですが

今回はこれでいきます、どれくらいの完成品が出来るのでしょう

完成待ちの空き瓶が大量に控えています……

後ろの方の瓶とかは凄くデカいんで全ては無理ですが

まぁ行けるとこまでイキましょう♪

 

 狙いは糖度35%前後のブルーベリージャムです

アオハタが32%、スドーが40% なので、この中間を狙います。

 

 1900gの果実を10%の糖度(190g)として、計算しています

 

 ちなみに市販で100円前後の紙カップの安いジャムは、成分表示の

一番最初に砂糖(もしくはそれに替わるもの)が来ます。

上記のジャムクラスになると、流石に最初の表示は「ブルーベリー」

ですね、安心です。

 

 この10%の根拠は、今までの知識・経験値+加工用前提の適当収穫果実が

一定量混ざっている事が根拠(つまり適当w)です。経験上、ジャム加工

前提であれば、未成熟な果実が多いと、酸味もある程度確保できるので

ジャムを作る場合、逆に良い結果になったりする気がしてます。

 

 糖分 190g(果実分) + 400g(三温糖) = 590g に対して

分母となる初期総重量は 1900g + 400.g = 2300g です

このままだと糖度は 590/2300 ≒ 25% となりますが

ここから煮詰めて水分を飛ばし、体積を25%~30%減らす事で

糖分 590g に対し(糖分は煮詰めても減らない)

1725g(25%) ~ 1610g(30%)まで煮詰めて水分を飛ばす事で

36.6% ~ 34.2% のジャムが完成します。

 

 ジャム作りのキモは、

 ①糖度

 ②粘度

 ③口当たり      と考えます。

 

 この①~③を満たすのって、意外とコツがいるんですよ

 

①は上記の計算で最初に、砂糖の重量で決め

②は煮詰めて飛ばす水分量で決めて

③は煮詰める時間等で決めていきます

 

 ②と③の条件を満たす為に「火力調整」が重要になってきます。

ここら辺りは各々の個人技があるかと思います。

 

 長く煮詰めれば、それだけ果実が煮崩れてなめらかな口当たりになり

短時間だと、果実の形がある程度残ったジャムになります。

 

 ジャム作りの行程で、鍋が沸騰してくる際に蓋をすると果実の混ざった

煮汁が吹きこぼれ、鍋が大変な事になるので、基本は蓋をせずに

コトコトと煮詰めると思うのですが、場合によっては蓋をして火力を

落とし、長時間煮詰める事で果実部分の残り具合を調整したりします。

その為には鍋の高さが確保しやすい「寸胴」タイプの鍋が有効です。

高さがあれば煮こぼれが起きにくいのですが、どう頑張っても基本

蓋をすると吹きこぼれるので、基本は蓋は「なし」だと思います。

つまり、果実分の調整はどこまで火力を落とせるか(トロ火)で決まるのですが

それに相反して、水分を飛ばす時間が伸びていきます……

 

 ん?……

 文章が長い?

 

 は、はい……

 

 3行でまとめると

 

 ① 果実の重量と砂糖の重量を最初に決めて

 ② 蓋をせずにトロ火で煮込んで

 ③ いい感じなタイミング(経験値重要)で火を止める

 

 これで美味しいジャムが完成です♪

 

 では、いきすか

 

本体を鍋に入れ、解凍しつつ

砂糖合流

濃厚な甘い、そしてブルベリーの香りがします

この時点で既に美味しそうです。

 

火にかけます、そして煮詰めて水分を飛ばしていきます

沸騰後、トロ火で30程経過

ジャムの堅さ(粘度)ですが人によって判別方法が色々です

私は煮込んでる時の泡ぶくの粘り具合で適当に見極めてます

いいかげん試行回数も10回超えてるだろうし

適当でも早々失敗はしません

 

 良い感じになってきたけど味をチェックすると

やや糖分が弱い感じです、しかしこれ以上煮詰めると

粘度(ゲル化状態)が粘土になっちゃうので火を止めました。

糖度は30%切ってるかなぁ……、煮詰めて減った水分量も

鍋の中身の減ったライン等から察するに20%いってませんヨ

まぁイイヤ♪、甘さ控えめ(日持ちは減少)と言う事で完成♪

 

 

10個出来ました

 

原料 : ブルーベリー 

      砂糖  

            以上

 

 果実も適度に原形を残しており、糖度以外は多分問題なしでしょう

甘さも抑えられてるんで、大量にパンに乗っけて食べればすぐ

消費するだろうし、問題ない。

 

【おまけ】

ブルーベリームース 第4陣 作成(6/27)

初のゼラチンなしバージョン

糖度の低い今回のジャムをそのまま転用しました

ソースの行程を飛ばせたので全行程30分程で完成♪

(やはりホイッパーは必須でした、買って正解だったワ)

以前作った1~3陣よりも色が薄い気がしますが、多分それよりも甘いかも

中に冷凍果実が入ってます

解凍を待って翌日食べます

 

 

ホイップを堅めに立ててソースを混ぜれば

ペクチン作用でどの程度固まるのか

第4陣の狙いはそこ

 

翌日実食しました

ゼラチンなしの方が好評でした♪スプーンを入れた断面がしっかりと見えますが

ムース自体はフワフワです。

で?ペクチンはどうなの?う~ん……多少は効果アリ?かな

甘さは若干増えた気がしますが、まだまださっぱり系の食べ応えです

このカップくらいの大きさならば、2~3個食べても余裕ですワ(食べませんよ?)

 

そしてこの第4陣は、初の身内以外の家族に届けました……

嫁友人宅ですが、好評だったみたいです。

良かったワw

 

そしたら、返礼品が届きました。石垣島産だそうです

逆さにして追熟1週間、黄色くなったらGO!

との事 (^^♪

 

ここ最近は、こんな感じで近所の同胞(何の?)から頂く

野菜が多いのですヨ、義母によるブルーベリー効果ですナ

たしか2~3年前から知り合いとかご近所だかに配ってる

みたいです、有り難い事です。

ジャガイモ、ニンジン、ナス、プチトマト、タマネギ

ブロッコリ、ズッキーニ、サニーレタス、etc

時期によって色々な野菜を頂いています。