★★★

 

「合作、冬の餃子鍋/角田光代」
「四人いるから火鍋にしましょう/青木祐子」
「初鍋ジンクス/清水朔」
「両想い鍋パーティー事件/友井羊」
「できない君と牡蠣を食べる/額賀澪」
「やみ鍋/織守きょうや」
「鍋セット/角田光代」
鍋をテーマにした7話収録の短編集。

お鍋のような温かい物語だけではなく、ホラー、ミステリ、ファンタジーとジャンルは様々。

「両想い鍋パーティー事件」では、まんまと騙され、「やみ鍋」はゾッとする。

お気に入りは角田さんの二篇。

ラストの話は母と娘の会話にリアリティを感じ自分の経験を思い出しちょっとウルウル。