市販の問題集で、レベルの高い算数の応用問題が扱われているのは、トップクラス問題集、ハイレベル算数ドリル、ハイクラスドリル、最レベ算数問題集などが有名です。
ページを開いてみると、そこにはむずかしい応用問題ばかりで、次の学年の先取り的な内容も含まれていたりします。
教科書ワークの難易度が3級だとしたら、これらは1級です！
あるいはスーパーキッズならスラスラと解けてしまうのかもしれませんが、普通のキッズが、例題や練習問題もなしにいきなり解くにはハードルが高すぎます。
基礎・応用・思考力を鍛える『ジュニア新演習』
それでは、そのハードルを超える（＝難易度3級から1級の差を埋めてくれる）ための力を身につけられる問題集には、どのようなものがあるでしょうか？
市販のものでは、Z会のグレードアップ問題集や四谷大塚のはなまるリトルが考えられますが、わたしのおすすめは断トツで『ジュニア新演習』です！
これは塾専用教材で、主に栄光ゼミナールで使われている教材ですが、一般の人は首都圏中学模試センターの運営する「しゅともしCLUB」で購入することができます。
栄光ゼミナールと聞くと地味な印象ですが、他の塾でも副教材として使われたりもしていて、変に難しすぎず簡単すぎず、非常に使いやすい教材です。
『ジュニア新演習』は、低学年に向けた教材で、小2・小3の算数と国語があります。
どちらも上・下に分かれていて、平均すると、それぞれ約150ページのボリューム感です。
算数は、学習するテーマにおいて、毎回「例題・類題」「練習問題」「発展問題」「思考・表現チャレンジ」「ホームワーク」が出題されます。
また、いくつかの特別回では、私国立中学受験の基礎的な内容が取り上げられています。
- 基礎から応用までの、問題の構成がいい。
- 文字の大きさや挿絵の数がほどよく、紙面が見やすい。
- スペースが十分に確保されていて、書き込みやすい。
「こんなに優れた問題集が、ほかにあるだろうか。いや、ない！」
思わず反語を使ってしまうほど『ジュニア新演習』にほれ込み、子供の算数の問題集は小2・小3とこれ一択。
国語も、小3の下巻から使っていますが、こちらもすごくいいです！
まとめ
まだ精神的に幼く、勉強に全く気持ちが向いていない、「外遊び命！」の我が家のキッド…。
日々の勉強は最小限ですが、『ジュニア新演習』のおかげで、全国統一小学生テストの結果は何とか平均点くらいです。
教科書ワークとハイレベルな問題集の差を埋めてくれる、それが『ジュニア新演習』です。
★必要であれば、塾教材も使ってみなければ、もったいない！
