無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

久しぶりの投稿

2024-01-30 11:00:17 | 換気、住宅
しばらくご無沙汰しておりました。ここ3年コロナ騒ぎで投稿する気もおきなかったです。

自分の体調も思わしくなく、世の中の流れがコロナのお陰で室内空気環境の重要性に向くかと思ったら、のど元過ぎればの感じで、すべて忘れてしまったみたいな感じですね。

私も、昨年娘の住んでるマレーシアのクアラルンプールからの帰り、クアラルンプール国際空港で突然歩けなくなり、車いすで搭乗することになりました。成田空港では車いすに乗ったまま入国手続きをして、そのまま東京の病院に行ったら、2種類のコロナに罹ってますとのことで、即入院で10日ほど強制隔離されました。

まだ、2類から5類に変わる1週間前だったので医療費、入院代は国が立て替えてくれました。やはり日本はいいなと思った。

これがアメリカだったらと思うとぞーっとします!!!

そんなわけで、この2年間は病院を出たり入ったりとコロナの後遺症で落ち着かない時を過ごしました。

やはり健康は大事だなとつくづく感じております。

今年も、新年から能登の地震災害が起き多くの人々が避難所暮らしをしております。

この寒い季節に大変な思いをされている方が多数いることに胸が痛いです。

10年前の、私の投稿を読み返したら、災害時に自衛隊がお風呂の施設を造り、避難所暮らしの方々に提供して喜ばれてるという話と、水が1リッターでも大切な時大きな浴槽を造り水をためて沸かすという莫大なエネルギーを使うのは日本くらいかな。

欧米では、簡易シャワーが普通かな?

寒い地域では、心身まで温まりたいと思うので、シャワーじゃ物足りないと思います。

そこで、その時も(13年前)お勧めしたのがスチームサウナでした。何百リッターの水と温める莫大なエネルギーの有効活用がスチームサウナを使うことで大きく削減でき省エネにも貢献できます。

場所も大きく取らず、シャワールームくらいの大きさのユニットと、スチーム発生器のジェネレータと発電機(200Vだせて工事現場で使える程度の出力)があれば即席のスチームサウナができます。

乾式サウナのように温度を高くする必要もないし、40度前後の温度で一人辺り約10リッターの水使用量で十分心身ともに温まることができます。

トラックにシャワールームと水タンク、発電機を積めば簡易スチームサウナルームが運用でき、皆さんに喜ばれると思うのですが?

このような、製品があることを知らないと、誰もが思いつかないアイデアですね!!。

今は、サウナブームと呼ばれていますが、災害時にこんなアイデアで皆さんに有効活用しようという人が出てくると面白いですね!!




省エネ住宅とは?

2022-12-12 13:22:17 | 換気、住宅
世の中は、電気代、ガス代の高騰により家計費への圧迫が話題でありますね。

我々から言えば、そんなことは30年前から、省エネ住宅で全館冷暖房で燃費を改善できますと言っていました。

でも、住宅の関心は見栄えとコストの中で抹殺されてきたのが、日本の住宅業界であります。

日本ほど、大手ハウスメーカーと呼ばれる大きな会社が住宅産業の50%近くを寡占している国は、世界の中で多分日本だけです。

また、パワービルダーと呼ばれる安く、大量に作る(年に40,000棟と言ってTV宣伝してる)会社が存在するのも日本だけであります。

省エネで住み心地のよく、室内に温度差のない住宅を造るより、大量生産で、愛着の湧かない住宅造りに専念して儲け重視で施主が一生賭けてローンを返済するという悲惨な状態の、業界であります。

結果、室内は温度差だらけ、結果として結露が発生してカビが生え、壁、壁紙にシミができ、防カビ剤で止めようとしても止まらない、そんな住宅が沢山あるのが日本であります。

全室冷暖房できない(気密、断熱不足の家)、暖冷房は局所(部屋ごと)になり、何台もの室外機を家の周りに置いてある家を見ると、電気代を減らす工夫なんか、どうやってもできないなと感じてしまいます。

そんな、家を見るとこたつで、何枚も重ね着して、ただただ寒さを防ぐという、50年前と何ら変わらない日本の住宅の現状が見えてきます。

暖房は、石油ファンヒーターを何台も置き、非暖房室には結露が発生し、CO2濃度が恐ろしく上昇しても、我関せずにみんなでいれば怖くないという、日本の住宅の現状が50年前と比べて見かけは良くなっても、性能が向上したわけでもなく、ランニングコスト安くなったわけでもなく、電気代節約のために重ね着が勧められる、今時の住宅事情を知らない95%の日本人! なんかおかしくありませんか!!! 笑えますね!!!

日本の住宅性能は、何の進化もありません、進化は住宅メーカーがいかに工期を詰められるか、見かけが良い本物らしいプリントの建材の進化、安物を高く見せる技術は、世界のどこの国より進化しました。

さすが、日本の技術であります。これは、日本人がいつの間にか本物の良さ忘れて、偽物、コピー品で良いので、コスト重視できた産物であります。当然、一番の問題は土地代が都市部で高いので、建物にお金を掛けられない構造的な問題です。

地方では土地代が安いから、建物にお金を掛けられるので、性能の良い住宅が建てられるのは当然であります。

都市部では、大手企業が住宅建設を担って、地方では工務店などが住宅造りを担ってます。

ヒートショックで年間1万6000人以上が無くなります、コロナで1年亡くなる人よりも多く、交通事故で無くなる人は1万人以下の時代としては、住宅の性能欠如の問題が取り上げられない、日本人の住宅に対する知識の欠如は、いかんともしがたい事であります。

ヒートショックが少ない地方は、北海道、青森など北国で、当然寒さ対策のため気密、断熱性のが良いから全室暖房が可能なわけであります。

ヒートショックが多い地方は、圧倒的に関西圏であります。狭小な3階建ての多い関西圏、性能無視、コスト重視の県民意識は変えることはできません。

我々換気業界で、一番関心のない地域は関西であります。これは昔からですが、ヒートショックで室内で亡くなる方が多いのがうなづけます。

住宅は、見かけより、いかに見えないところ(断熱、気密、換気システム)にお金をかけるかにより、住む人の健康と幸せを可能にすることができます。

いかに見かけ良くても、健康と幸せな家族生活を保障してくれません。

逆に、電気代、ガス代の高騰、ヒートショックの潜在的な危険、結露によるカビ、ダニ問題から逃げることはできません。

日本の住宅の95%がそんな住宅であるわけですから、赤信号みんなで渡れば怖くない状態であります。

日本の5%の人だけが、電気代、ガス代の高騰にも大きな負担を強いられなく、室内でヒートショック問題も関係なく、家族が健康で幸せな暮らしが営めるのです。




コロナ対策の住宅換気

2021-04-16 10:38:59 | 換気、住宅
一年もコロナ騒ぎが続くと、皆さん、何を注意してよいのか、どうすればよいのか、換気、換気と騒ぐけど、実際空気の流れに感心がそれほどあるとは思えません。

換気の商売を30年も続けている、私でも、消費者の換気に関する興味のなさはにはつくづく呆れております。

このブログを10年前から始めて、さて去年からのコロナ騒ぎで関心が増すかと思いましたが、今頃は見に来る人も閑古鳥が鳴いております。

のど元過ぎれば、なんとやらで、見えない空気に対しての興味は、もてないのかもしれません。

換気をの有効性の確認のために、CO2センサーを使えと言ってます。

私の会社も、15年前からCO2センサーを売ってますが、年間10台も売れません。

在庫も70台くらいありますが、問い合わせもありません。

まあ、人の関心のがどこにあるやら、換気に関心が無いのはわかりました。

10年も室内空気環境の重要性を訴えても、何も変化がない今日この頃であります。

かいていても、むなしいので、この辺でこのブログも続けるか、悩みどころであります。

皆さんに関心がないことを、続けても理解が得られないのではしょうがありませんね。


会津若松で30年前に高気密、断熱住宅を始めた工務店

2021-03-04 13:40:23 | 換気、住宅
一昨年長野で有名な工務店の社長と会った時、会津若松のk氏と最近会ったと聞かれました?

そういえば長い間音信不通で、連絡先も知らないといったところ、さっそく連絡を取ってくれました。

相変わらず威勢がよく、喋りも元気な様子でしたが、10年前から脳梗塞の後遺症で車いす生活とのことでした。

直ぐに、会津若松までお見舞いに行きました。30年前に造ったモデルハウスに住んでおり、築30年も経つと換気装置は壊れて空気環境は良く無く車いす生活の動線もよくありませんでした。

本人は湿度が下がると居心地が悪い、空気の流れも生活動線も悪いからリホームしたいとの要望があり、空気環境の部分をお手伝いすることにしました。

基本的な構造(30年前アメリカのブローイング断熱)は良いのですが、身体障碍者の車いす生活には、段差が多く住みづらい住宅になってしまっていました。

4年前に完成した、電気式空気清浄機とアルデの換気を組み合わせて、全館空調と換気を組み合わせた形にすることにしました。

体が思うように動かせないため、お風呂に入るのが大変苦労してる。特にお風呂の出入りが、誰かに体を支えてもらわなくては湯船に入れない(介護で湯船を担いで運んでいる人、最近よく見かけますね、多分ものすごい重労働だと思います)

このことから、ユニットバスにスチームサウナを付けることのにしました。スチームサウナだと、車いすのままユニットバスに入り15分ほ入れば、心底温まり体の代謝が促進され、最後にシャワーを浴びるだけで、湯船に入るより体が温まります。

このスチームサウナ会社(スエ―デン製ですが、昨年から引き合いが多く、もうかってしょうがないと豪語してます。羨ましい?)

ここで肝心なのは、ミストサウナとスチームサウナの違いです。ミストサウナは水蒸気の粒子が大きく(雨粒みたい)、スチームサウナは気体で体に優しく当たり抵抗感がない。ほとんどの人が使ってる日本製はミストサウナであります。スチームサウナは日本製にはほとんどありません。日本製は、ほぼミストサウナで、なんとなく小雨の中にいる感じで、私はあまり好きではありません。

リホーム後、快適に生活ができて、全館空調換気で空気環境が良くなりのどの調子が戻った、スチームサウナのお陰でお風呂に車いすのまま楽に入れるので入る楽しみができたとのことで、大変喜んでもらいました。

最近のコロナ騒ぎで、体の自由が利かないので外へ出てリハビリや通院もままならないの、さらに室内の空気環境を良くしたいとの電話が先週ありました。

現在は、空気清浄機を室外の空気を取り入れる時に空気清浄するために使用して全館空調換気に接続してる。今回は、室内空気環境を良くするために家の中を循環するように空気清浄機を付けて空気環境を改善することにしました。

その際に、微粒子カウンターで室内の微粒子を計測してどのくらいの数の微粒子が減ったか見るのも楽しいよと言ったらぜひ見たいとの話でした。

新橋の鍼灸治療院に空気清浄機を設置いたしました、その際どの位の目に見えない細菌、微粒子が減るか見ました。

結果は、ウイルス,細菌の大きさである0.5ミクロン以下が3万近くから100以下まで減ることが確認されました。花粉の大きさである5ミクロン以上は4万近くがほぼ0個まで簡単井減ることも確認されました。ただし、ビル空調との併用のため、ビル空調からの微粒子が紛れ込んでくるので、完全に減らすのは難しいと感じてます。

ただし、そこで働いてる従業員の人たちは、感覚的に減ったかどうかは確認できません。これは、空気清浄機を使っている人に共通ですが、空気清浄機が動いているというだけで空気が綺麗になっているという錯覚が心理的な安心感を与えてるだけではないかと?

なぜなら、微粒子はそこら中に存在しているので、鼻,のどで確認できるほど人間は敏感でありません。

確認できるのは、花粉症の人でこの時期に発症する人くらいかな。それでも、10ミクロンくらいがやっとなので、細菌、ウイルスなどの0.5ミクロン以下はまず無理であります。

でも、この微粒子カウンターを見てると、空気中のごみというか微粒子がいかに多いか、気にしだしたら気持ち悪くなりますね。しかしながら、視覚的に減った数が見れるとマニアックになってきますよ。

TVで宣伝している空気清浄機でウイルスも殺せると言っているのであれば、微粒子測定器で見ると面白いですよ。測定器は3万から100万まであります。当然値段で精度が変わってきます。でも、騙されたと思って10万くらいの測定器でも、結構面白いです。はまります!!

まあ、知らぬが何とかで、見ない方が良いかも。

市販の空気清浄機では除去できない、殲滅できないものが空気中に漂っています。

人間の目に見えないだけであります。


空気清浄機の売り上げが最高

2021-01-25 18:14:19 | 換気、住宅
新築専用の当社は関係ないですが、昨年の白物家電の中で空気清浄機が最高の売り上げを記録したそうです。

やはり、コロナで室内空気環境を良くしたいという人が、多かったのでしょうか?

自虐的でありますが、当社の空気清浄機は最低売り上げを更新してます。

今流行りの電気的に空気清浄するものですが、PR.WEB対策が十分行われていないせいか、全く売れません。

私が懇意にしている工務店が注文してくるくらいです。

やはり、一般の人に売るように、広告宣伝をしないとだめですかね?

電気的に0.03マイクロ以下も殲滅できるので、当然ウイルスも死んでしまうのですが、殺せると断定するような広告は打てません!

でも、そのような事を堂々と宣伝した機械が売れてます。

まあ、誰にも知られないで、玄人だけが知ってるくらいが、良いのかもしれませんが。
当社が26年前に、住宅評論家の南雄三氏邸改築時に取り付けた換気システムが、やっと壊れました。

記念にと残しておいた当時のモデルがあったので、南氏に同じものに差し替えていただきました。

その顛末は、南氏のYOUTUBEにアップされていますので、見てください。

日本製の換気の機械は10年も経たないでモーターが故障してしまいます。

26年も回ると、いつになったら壊れるの?なんて感じになります。

家の中の換気の機械は、人間の心臓みたいなもので、止まるとカビが生え、木材が腐り始めます。

現代の日本の住宅は昔より冬は暖かく過ごせるようになってきた位、住宅の密閉度が上がってますので、機械換気の性能、耐久性は重要になってきました。

安い換気の機械を付ければ、5年から10年で交換しなくてはいけません。

商売的には、これは取り換え需要が見込めるので良いですね。

当社のように26年も壊れないと、日本のメーカーが3台売れる間に1台しか売れないのであります。

さて、お客様にとっては安い方が良いので、耐久性、性能より、価格だという事がわかります。

性能が良く、耐久性が求められてない、日本の市場には向いてないのかもしれません。

まあ、知ってる人だけが買ってくれれば良いかな?

こんな、モチベーションの下がる話でした。