放置プレイのブログ笑

 

 

9月に入り、上関のプロジェクトが動き出し

週末たんびに行っている。

 

もちろんその他のお仕事はしていますよｗ

 

今回は初の上関にお泊り♪

岩国から上関は車で1時間ちょっとなんで

いつもは泊まってないのだけど

東京や鳥取、北九州から沢山の人が介しているので

私も一緒に泊まってみたよ。

 

 

 

 

朝一の上関の海。

 

瀬戸内だから波が穏やかで

薄霞の時間に波と優しい風のちょうど良い季節。

 

 

畑の作業も進めているけど、

今回は釣りもさせて頂いた♪

 

 

 

漁師さんの指南のもと・・・。

 

大漁。大漁。

 

私はほぼ鯛しか釣れなかったけど

はじめての釣り体験の割には結構釣れたのでは？

 

 

 

上関には猫も多くて、

猫が釣った魚を狙っている笑

 

猫飼いたいなぁってたまに思うけど。

ここのノビノビ自由で

おいしいものを毎日食べている猫を見ると

野良猫っていいなぁ。なんて

思っちゃって飼いたい欲求が収まる。笑

 

 

釣った魚は漁師さんにさばき方を教えてもらいながら

自分たちで下処理・・・。

 

味付けは漁師さん。

 

 

 

 

調理が終わったらみんなで団らん会食。

 

ずっと食べてる…。笑

 

 

 

 

 

上関の人たちは

本当に優しくて暖かくて、

フランスから来てるリリーは

「日本に来て色んな所見たけど一番やさしい日本人」

って言ってた。私もそう思う。

 

 

 

 

※動画は「こっそりごっそりまちをかえよう」の著者　

　 三浦丈典さんのfacebookから転用させて頂きました。

 

 

 

最近は上関の話ばかり。

 

先週末に上関の

ネイチャープロジェクト設立記念集会が

山口市で行われました。

 

 

 

 

このフィールドガイドブックには

知らなかった上関の自然について書いてたりする。

LUSHが作って下さったらしい。

 

 

上関の自然の話だったり

漁師さんの話だったり、

知らない上関を知る事が出来た。

 

 

 

 

昔のままの漁村の姿が残っている。

 

幸か不幸か、

原発計画があったのも

残っている理由なんじゃないかと思う。

 

それが今となっては

素敵な日本風景になっている。

 

海も山も魚も風景も

全てが素敵な町。.

 

原発計画が持ち上がったのは1982年。

私が生まれたのは1980年なので

物心ついたころには

「上関は原発のできる町」として認識していて

「原発ができるから」消えゆく町だと思っていた。

 

下関から来た子は

山口県に上関という町が

あること自体知らないと言っていた。

 

それくらい「見放された町」だったのを

アメリカに本社のある

パタゴニアが支援を始めた。

 

コチラのパタゴニアのサイトから

上関のムービーを見る事が出来ます。

 

 

長年住んでいる山口県。

車で行ける距離の上関を

37年生きてきてやっと知る機会を得た。笑

 

上関を「奇跡の海」という理由も

最初はわからなかった。

 

通っていると本当に奇跡の海なんだと

思うようになって、

こんな場所が県内にある事を

誇りに思いたいと思えた。

 

ここに誰もが訪れる事の出来る

ゲストハウスができます。

 

 

不思議なご縁で

このプロジェクトに参加できること、

上関から始まるワクワクする出来事に

私もわくわくが感染してしまっている。

 

 

クラウドファンディングはコチラ↓

https://readyfor.jp/projects/kaminoseki-kisekinoumi

 

 

 

 

 

私は本が好きで、

多少の偏りはありつつも、

色んな人の本を読むのだけど、

 

 

 

 

はじめてこの本を読んだ時に、

私の感性は

頭から足の先までビビビビビっ！

と刺激されすぎて

 

読んで100Pも到達しない段階で

感動の波がすごすぎて

どうしてもこの思いを伝えてたくて

グーグルで検索。

そしたらfacebookでHit。

 

その名は　三浦 丈典 先生。

スターパイロッツの設計士さん。

 

文章がすごく柔らかいから

勝手におじいちゃんだと思っていたら

私より6つくらいしか違わない方で

さらに驚いて。

 

早速友達申請をさせて頂いて、

文章と同じで優しい方で

お返事もチョコチョコと頂いて。

 

つい先日

「今、上関にいます。」とfacebookにUPされてて

是非一度会いたくてすぐメッセージ送信。

 

優しく人を受け入れてくれる方なので

「いいよ。おいでよ。」と軽いノリ笑

 

そしてそのまま打合せに参加させてもらって

始まったこのプロジェクト。

 

 

県内に住みながら

昔から「上関には原発ができるもの」だと思い

原発ができる事に違和感を感じた事が実はなかった。

 

プロジェクトに参加させてもらって

初めて深く上関を知って

なぜ知らなかったのか、

知らされてなかったのかを疑問に持ち始めた。

 

色んなキッカケが不思議な縁で繋がって

最初は本から三浦先生の考えに触れた私は

今、本の中だけに留まらず

実地でもその考えに触れさせて頂いている。

 

当然、上関の方々、パタゴニアの方からも。

 

初めて関係者の皆様にお会いして、

そのまま上関の方に船に乗せてもらい

上関の原発予定地を見学。

 

 

先日、沖ノ島が世界遺産登録をしたけれど、

この上関には沖ノ島のすぐそばの小屋島を

繁殖地とするカンムリウミスズメが飛来する。

 

国の天然記念物のカラスバトもいる。

 

キレイな海にしか生息しない

世界で一番ちいさなクジラのスナメリが沢山泳ぐ。

 

人工の海岸ではない天然の海岸が

この景色を形成する。

 

そして、この奇跡の海を

いろんな研究者たちが調査に訪れている。

 

こんな情報を県内にいて知らなかった。

ニュースにもならない。

 

 

上関は小さな漁村。

観光地ではない。だから見るモノはない。

 

だけど、見る価値のあるものが沢山ある。

見ているだけで心が洗われる風景。

 

三浦先生の本を手に取らなければ

こんな大事な事に気づくこともなかったと思う。

それが怖いと思う。