39周年記念イベント (2024/04/07 仙台ケントス)

2024/04/07(日) 39周年記念イベント@仙台ケントス

横浜のライブを早退して向かった先は仙台。文字通り東京から東北新幹線に飛び乗って、はるばる来たぜ、仙台ケントス。
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昨年春からあいかわりえさんが仙台ケントスのキャデラックのレギュラーヴォーカルとして参加していますが、りえさんが仙台に赴任?してから初めて行ってきました。

仙台ケントスに行くのも2019年12月以来、4年以上ぶりです。この時りえさんがBIG EELというバンドで仙台ケントスにゲスト出演したのですが、まさかベースのビリー(中村セイジ)さんとともに仙台ケントスのレギュラーとして出演する未来を私は全く予想していませんでした。

しかも、この日は仙台ケントスの39周年記念イベント。もちろん満席、満員御礼です。私はなんとかステージ横のキーボードかぶりつき席を確保できました。

1ステはやや駆け足で通常のオールディーズステージ。2,3回のステージがお祝いステージになっていました。バディ松島さんが髪を赤く染めてCCB「ロマンティックが止まらない」で幕を明け、ジミーさんのRCサクセション「雨上がりの夜空に」やりえさんとキーボードのジーナさんのユニット「バカンス」による双子のリリーズ「恋のバカンス」、ビリーさんの立ヴォーカル&ジミーさんの「星降る街角」(ラウンドガールのりえさんが「角角角角、曲がり角!」「夜夜夜夜、長い夜!」のプラカードを掲げる)、りえさんと亜衣のユニット「ずんだレディー」によるピンクレディ「渚のシンドバッド」、りえさん・亜衣さん・アキさんの3人ユニット「キャンディキャンディ」によるキャンディーズ「春一番」では紙テープも飛びました。

りえさんが夜なべして作ったという、キャデラックと女性ヴォーカルさんたちの応援ウチワ(出演者のサイン入り)での応援も盛り上がっていました。

そして仙台ケントスにゆかりのあるミュージシャンたちが立ち替わりステージで演奏。中にはすっかり出来上がっていた方もいらっしゃいましたが、、、仙台ケントスでまさかの爆音のロッケンロールも聴くことができました。グリーサーズのサックスのチャーリーさんも遊びに来られていて出演もされました。ちょっと得した気分。

そんなこんなで楽しいイベントでしたが、席がアレで身動きができない(ダンスフロアに出れない)状態だったので、写真は全く撮れませんでした。期待していた方、ごめんなさい。

終演後、りえさんから仙台のお客さん(ファン)の方も紹介していただきました。「仙台での応援は任せてください!」と心強い言葉もただきました。りえさん、仙台でも愛されてますね。むしろ関東のお客さんは今や「スイートポップキャンディのりえちゃん」としかお会いできなくなっているので、むしろ、仙台のお客さんの方がうらやましくも思えます。

今回は弾丸の旅(とは言っても日帰りはしません!)だったので、牛たんも食べず、観光もせず、しかもお土産はずんだ餅ではなく福島県郡山の銘菓ままどおるを買って帰るという、まったく仙台に行ってきました感のない旅でした。今度はゆったりと仙台も行きたいですね。

っていうか、スイートポップキャンディ&NNPで仙台ケントスに出演してくれれば良いのに。久々にみんなで遠征したいなあ。

仙台ケントス、39周年おめでとうございます。またいつか来ます。
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SIDE BEAT with みぽんぬ (2024/04/07 関内ハート&ソウル)

2024/04/07(日) SIDE BEAT with みぽんぬ@関内ハート&ソウル

関内ハート&ソウルも某恵比寿の竜宮城に負けじと休日昼夜営業を始めています。この日は昼・SIDE BEAT、夜HANG ONというあやみのワナ。昼の部の開店は12時、13時開演です。普段はその時間は夢の中のSIDE BEATは関内ハート&ソウル初出演。ライブ観戦仲間さんたちと参戦しました。
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「平成生まれのビートルズカバーバンド」というのがSIDE BEATの一番のウリ。もちろんオヤヂがビートルズを演奏してもカッコイイのですが、若いミュージシャンたちがビートルズの楽曲を受け継いでいくことに意義を感じます。ヴィジュアル的にも良いし演奏もしっかりしているので聴きごたえがあります。。
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ビートルズの楽曲はたくさんありすぎてまだまだ知らない曲もありますが、最近の私のお気に入りは「ドライブ・マイ・カー」です。ギターのフレーズがキモイのかカッコいいのか微妙なところがクセになります。SIDE BEATもそうですが、ビートルズのカバーバンドは再現性が高いのです。ただ、私は再現性が高すぎるとお家の良いスピーカーでCDを聴いていた方がマシと思ってしまう性格なのですが、SIDE BEATは生音で聴いているのが心地よい。これが若さ、というものなのでしょう。

みぽんぬさんはキーボードの出番が少なかったり、タンバリンやカウベルを叩いたりすることが多かったりもしますが、いつもに増して真剣な表情が多いです。同世代のミュージシャンたちと演奏するのは楽しいでしょうし切磋琢磨することも多いのではないかと思います。
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そんなみぽんぬさんを和ませるピザ職人ならぬ、ピザ食人さん、関内でもグッジョブ!でした。

3ステージあったのですが、私は2ステ後に早退。まだまだあやみのワナにはハマらないぞ、ということではなく、どこに行ったのかは、次の記事で。

こうとうミステリー劇場 アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」(2024/04/06 江東区文化センター)

2024/04/06(土) こうとうミステリー劇場 アガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」@江東区文化センター

江東区文化センターに水野江莉花さん出演の舞台、アガサ・クリスティー原作の「そして誰もいなくなった」を観に行きました。

期間:2024/04/05日 (金) ~2024/04/07 (日)
会場:江東区文化センター
出演:野村宏伸、伶美うらら、夏樹陽子、小野了、川口洋一郎、田口守、石山雄大、側見民雄、水野江莉花、吉良達也
演出:鈴木孝宏
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(記事に写真がないと寂しいのでフライヤーの画像を拝借しました。)

当初、山本陽子さんがキャスティングされていましたが、山本陽子さんは今年の2/20に往生されました。山本陽子さんは私が子供の頃は海苔のCMでお馴染の方で、子供ごころにまさしく「品の良い大人の女性」という印象で、水野江莉花さんから最初にこの芝居のご案内をいただいたときに楽しみにしていたのですが、、、まさに生涯現役で活躍されていた方でした。お悔やみ申し上げます。山本陽子さんの役を引き継いだのは夏樹陽子さん。夏樹陽子さんの芝居も素晴らしかったです。

「そして誰もいなくなった」はアガサ・クリスティーのミステリー小説の中でも最高傑作とも称せられる作品です。小説の「そして誰もいなくなった」は遠い昔に読んだことがあって、なので犯人もトリックも知っていたのですが、、、戯曲版の「そして誰もいなくなった」は小説版とは異なった展開、ラストになっているんですね。知りませんでした。
クリスティー自身が戯曲版を書いていて、この芝居もそれに基づいているそうです(という話を後で知りました)が、小説を読んだ者としてはちょっと納得いかないラストでした。

しかし「そして誰もいなくなった」の醍醐味はトリックもそうですが、むしろ疑心暗鬼になった人間どうしの心理戦にもあります。
戯曲版の存在を知らなかった私は、小説版の「そして誰もいなくなった」の犯人もトリックも知っていたので、舞台の上の俳優たちが、いかにして観客から真実を隠すか、ラストまで騙し通すかという観点でずっと観続けていました。そういう観点でもスリリングで楽しめました。

主役のふたり、野村宏伸さん、伶美うららさんの立ち振る舞いが美しすぎました。伶美うららさん、凜としていて声も綺麗。

水野江莉花さんが出演する舞台を観るのは(レビューショウや音楽ライブを除いて)2021年9月以来でした。最初にご案内いただいたキャストを見た時、2番目に殺されてしまう役だな、と予想していた通りで、短い出番でしたが、しっかり見届けました。山本陽子さんも生涯現役を貫かれた方でしたが、江莉花さんもきっとそうなのだろうなあ。

2021年9月に観た市民ミュージカル「みんなのミュージカル ホンク!」の演出家の鈴木孝宏さんがこの芝居の演出もされていました。劇団ピュアーマリーも子供たちに演劇を教えたりしているし、江東区も文化事業に力を入れているようだし、演劇を身近にしていくことが演劇の未来を創っていくんだろうなとも思いました。


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