親愛なるみなさまこんにちは
中井耀香です
いつもご訪問下さりありがとうございます
秋も深まり、だんだんと気温が下がるにつれて、空気が澄み渡ってきましたね
秋は空が美しく見える季節で、星や月を鑑賞するのにぴったりですね。
月が昇る位置も高すぎず低すぎず、ちょうどいい位置にあります
10月18日(月)は十三夜、
20日(水)は十五夜です。
十五夜といえば、一年で最も月が美しいといわれる時で
「中秋の名月」とも呼ばれます
夜空の月を鑑賞しながら収穫に感謝をする行事で、平安時代に中国から伝わった行事として知られています。
十五夜のお月見は有名ですが、実は十五夜だけでは「片月見(かたつきみ)」で、縁起が悪いといわれています
十五夜にお月見をした方は、中秋の名月の翌月にある十三夜にもお月見をしましょう!
「十三夜(じゅうさんや)」は旧暦9月13日のことで、十五夜に次いで月が美しいといわれる日で、本日18日です。
十五夜のおよそ1か月後にあるため、「後の月(のちのつき)」とも呼ばれ、今月の20日です
十三夜は十五夜が伝わるより前に日本で生まれた行事で
古代の人々が日本の気候に合わせて生み出した独自のものです。
十三夜の始まりについては諸説ありますが
平安時代に醍醐天皇(在位897年~930年)が月見の宴を催し詩歌を楽しんだのが始まりとする説が一般的。
平安時代後期の書物「中右記(ちゅううき)」には明月の宴が催されたことが記され、
寛平法皇(出家後の宇多天皇)が「今夜明月無雙(こんやめいげつむそう)」
今夜の名月は並ぶものがないほど優れているという詩を詠んだと書かれていて
古くから親しまれていたことが分かります。
美しい月が見られるこの2日間はコップなどに入れた水を外に置き
お月様の光を当てて「をち水」を作りましょう
漢字では「変若水」と書きます。
をち水は「飲むと若返る水」、「不老不死の水」といわれ、月にあるといわれる霊薬です。
古代の人々は欠けた月が再び満月になることを“生き返る”ことと考え、月には不老不死の信仰が生まれました。
また、をち水は月の神である月夜見尊(ツクヨミノミコト)が持っているともいわれ、万葉集にも登場します。
「天橋も 長くもがも 高山も 高くもがも 月夜見の 持てるをち水 い取り来て 君に奉りて をち得てしかも」
この歌は「天上への橋も高山も、高くあって欲しい。月の神が持つというをち水を取って来て、あなたに飲ませたい」
という意味で、年老いていく大切な人の若返りを祈る気持ちが詠まれています。
沖縄県の宮古島にはをち水に関するこんな伝説もあります。
月の神様が人間に長命を与えて蛇に短命を与えようと思い、
をち水と「死水(しゅみず)」を持たせて使いを下界に降ろしたところ、
間違って蛇がをち水を浴びてしまいました。
使いが仕方なく死水を人間に浴びせたので、蛇は脱皮して長生きするようになり、
人間は短命で死ななければならなくなった、というお話です。
月に帰った使者は役目を果たせなかった罰として永遠に2つの桶を担ぐことになり
宮古島では月の斑点を“ウサギの餅つき”ではなく、「天秤棒で2つの桶を運ぶ姿」と見るのだそうです。
をち水を作る場合、お水を月光に当てるときに願い事を込めて
飲むときにも願いを込めるとその願いが叶うと言われています。
一晩出して置くと良いのですが太陽が昇る前に飲んでしまわないといけないので
それは大変なので、小一時間くらい外に出しておいて、そのコップの水を「をち水」と見立てて飲んでみて下さいね。
掛巻も 畏き 月夜見尊は
(かけまくも かしこき つきよみのみことは)
圓滿の 中天を 照給ふ
(ゑんまんの ちゅうてんを てらしたまふ)
と唱えてから、3回に分けてコップのお水を飲んでみて下さい。
皆様がをち水を頂いて老化がゆっくりと進みます様に
ご病気の方に神癒が起こります様に
と祈っています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
中井耀香
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