YouTubeのある動画で、お勧め第一位で、世間の情報に全くもって疎いワタクシは、そんな素晴らしい映画があったのかと調べたらNetflixで配信があったので、見てみました。Netflixえらいっ。
その時の下位作品が割と揃っていたので、気になっていたんですよね。
で、見ました。ネタバレご希望の方はこちらへ。⇒黄龍の村
最初20分見た段階では、もう完全に挫けました。
ワタクシとは生理的に合わない、パリピ共が、ド田舎にレンタカーに向かい、バンクして村人に救われる。
で、そこで泊まるんですが、朝起きたら様子が変わってて、なにかワカランけど、生贄で、殺され始める。
あっそ。
そんな感じでした。よくある日本ホラーバターン。
良かったね。
そんな超醒めた感覚でした。年老いたワタクシの忌中な、じゃない、貴重な時間を割く価値あるかな、辞めようか、というギリギリのところで、物語は、急展開します。
あれ? そこからは、もうラストまで一気に行っちゃいました。
理性的理知的冷静沈着、自宅では並ぶものの居ない映画評論家の重鎮と自称しているワタクシですが、気がついたらゲラゲラ笑って終わってました。
どこがホラーなんだよっっ。
あのね、そりゃね、今振り返ると、あそこはどーした、だれがこーした、なんでこーなった? とかいっぱいつっこみたいところあるんですが、
だって、映画やん??
という一言で木っ端みじんにされる、まあ、痛快映画でした。
繰り返しますが、自宅では並ぶものの居ない巨匠のワタクシですが(一人暮らしなので)、世間では、恵まれてモブキャラ程度なので、あっさりと姿を消しちゃう人々に思いは馳せたりするんですが、
だって、映画やで~、演じてる人はちゃんと生きてるで~~。
とか言われて終わりそうなこの映画。
ワタクシには、どうしても相いれないところがあるんですが、音楽を含めて、好きになる人の気持ちは充分に分かる、というところですか。
しかし、今年からは生まれ変わって能天気ピーポーになると決めたワタクシ、この映画を心底楽しめるようになったら、まずは関門突破だと思うので、きっと何度も見るね。
教科書かよっ。