YouTubeで時々見ていた､佐藤舞さん､サトマイさんの著作｡読みたかったんだけど､人気ありすぎで､図書館では予約が多すきて､読むまでに10年ぐらい掛かりそうだし､購入しようかどうしようか悩んでいたら､audibleにあったので､早速聞いて見ました｡

 

この刺激的なタイトル｡

 

最近､身に沁みて理解したことでもあります｡

 

このタイトルからも分かるように、この書籍の内容を一言で言うと、

 

｢やりたいことやれ」

｢すぐやれ｣

 

あ、二言になった。

 

ということに尽きます。そして、そのやりたいことの見つけ方、目的の見つけ方、について論理武装をしてくれてる。

 

簡単に言うけど､実はこれって結構難しくて､自分の価値観をしっかり見つめないと､探しているうちに｢あっと言うまに｣人生終わります｡たしか、夢をかなえるゾウも言ってましたね。

 

人生において避けられない三つの要素として「死」「孤独」「責任」を挙げ、これらに向き合うことの重要性を説いてます。

 

つまり､これらの要素を直視しないことで、私たちは無意識に時間を浪費しがちであり、自己の価値観に基づいた生き方を見失う､と指摘してます。

 

具体的なワークを通じて、読者が自分の価値観や人生の目的を見つめ直す手助けをしてくれてて、自らの過去の困難な体験や子供の頃に夢中になったことを振り返ることで、自身の価値観を探り、それに基づいた目標設定と日々の行動計画を立てる方法が紹介されています。

 

それと､心理実験の危うさ､なども紹介されてて､こちらはこちらだけで読む価値がある､と思いました｡マシュマロ実験とか｡ろくに再現できず、結局は見たいように見てるだけなんですよね。心理学の限界を思います。

例えば、吊り橋効果なんかもそうです。一所懸命、好きな人をジェットコースターに乗せてたワタクシの努力はなんだったのか。そいえば、嫁さんはジョットコースター嫌いで一回も一緒に乗ったこと無かったな。

 

この書籍には書いてませんでしたけど､サブリミナル効果って､追試では全く証明されてないらしいですしね｡

 

 

自ら結果を出している人なので、説得力もありますし。ご自身の出発点や悩み､そして今に至るまでどのような経緯を経たのか書いてくれてて､参考になります｡

 

問題は､参考にはなっても､やっぱり自分のことは､自分で決めないとイケナイ､という点｡例えば､サトマイさんは､週に一回､必ず文章にして見直してる､と書いてますが､これは結構キツイんじゃないかな､と思ったりします｡

 

ワタクシは､どーでもいいことは毎日書けますし､意味のないことはもう永遠に書けます。でも、毎日自分を見つめて､週に一回､文章で残す､というのはハードルが高い｡

 

文句言ってるようですが、自分がどうなりたいか､を考える人にとっはかなり有益な書籍だと感じました｡ワタクシ個人的には､まずそこに至るまでには時間が掛かりそうではありますが､audibleの強みである､ながら聞きで､何度か聞き直したいなと思いました｡

報われ無くても､人には親切にって話､手垢だけど良かったよね～｡

やっぱ最後はそこかもね｡