遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

稲刈り

2022-09-26 16:50:59 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年9月26日(月)

稲刈り : 田 刈

実った稲を刈り取る作業。
早場米は7月頃に刈り取るが、普通は9~10月頃がピーク
古くは鎌を使って手狩りしていたが、昭和の後期頃から機械
化が進み、これほどに変化した農作業は他にはない。


コンバインの出現により、刈取りと脱穀が一台で田圃を移動
して、収穫・脱穀・選別・乾燥を同時に行ってしまう。
その後の稲藁も細かく切って田に撒いてしまうので、昔なが
らの鎌で刈って稲架(ハザ)にかけて乾す作業は少ない。
米の味は稲架掛けして乾したものの方が旨いと云われるが。
山間地や車田、小さな田などにはコンバインが入れないので
手押しの稲刈り機や鎌で刈り取り、稲架掛けをする農家も今
も残っている。
亦、昔に比べ稲刈りの時期が早くなっているが、最近は苗床
にビニールを張ったり、機械上の苗は箱の中で栽培するので
保温して育成を早め、それらにより早く田植えが出来るよう
になったようである。
秋晴れの空の下で、汗を流して作業する人の喜びに変わりは
ない。 稲を刈る音や声が空に響いて、収穫の喜びが山河に
満ち溢れている。

毎年この時期、愛知県岡崎市に在る「岡崎自然体験の森」で
は、稲刈り作業の体験が実施されている。
5月に田植えをした米の収穫作業で、この日は岡崎市の小学
校高学年の児童が参加した。

現地スタッフの方から、稲刈りの方法や注意事項が述べられ、
稲刈り作業の始まりです。
親子で参加した子供も、、最初は「どうやるの」と恐る恐る
鎌を持ち、スタッフの助けを借りて、、、慣れてくると汗を
搔きながらも声が弾んでいます、、、、。

その後、稲架に稲の束を掛けていきました。
後に、学校へ新米が届くようです。 (楽しみですね。)

岐阜県高山市に伝わる、「車田」は岐阜県無形民俗文化財に
指定される稲刈り作業がある。

今では新潟県佐渡島と2か所のみに残る。地域で保存される
車田は、観光の名所である。



今日の1句

晴れ晴れと稲刈る声の弾みをる   ヤギ爺

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