かーちゃんはつらいよ

仕事終わりにビューンと、面会に行ってきました。
病棟に着くと、いつも始めにするのが洗濯物の整理。
そして間もなくドア越しに甲高い声が。
そうちゃんだ。
たった5日離れただけでも懐かしすぎて嬉しくなる。

部屋に行くと、ニンマリ笑いながらも目を合わせない。
なんと、照れている。
思春期だなー。
「そうちゃん、会いに来たよ。」と言ったら、
そっぽ向いたまま、「こんにちは！」だって。
「ラムネ持ってきたけど食べる？」
「たべる」
持参したラムネとヴィダーインゼリーを渡すと、
「おかあさん　これ　あけてください」
やっと目が合った。

食べ終わったら、
「おかあさんの　けいたいで　ネズミくんのチョッキ　みしてください」
めちゃ長文で頼むやん。
お布団に座って、待っててくれた。


ちなみに、部屋によってちょっとずつレイアウトが違う病室。
今回のお部屋はベッドがなく、布団は床に直敷き。
壁の一部は丈夫そうな板で補強してありました。
…たいぶ元気な子にも対応できるお部屋ですね。

そうちゃんはお気に入りの動画を一通り見たら、
お得意の「おかあさん　バイバイ」。
次の面会日だけ知らせたら、余韻も何もなくさようなら、でした。
そこもそうちゃんらしい。

看護師さんによると、甲高い独り言は多めだけど、前回の入院よりはだいぶ落ち着いているとのこと。
「前は『キーン』だったけど、今回は『キーン』くらい。」奇声の高さを教えてくれた。
回を重ねるごとに看護師さんたちが理解し可愛がって下さっている感じがして、ありがたい。

今日のそうちゃんの笑顔を胸に、今週もがんばろ。