股関節患者 「代償の嵐」 | ピア 人工関節と難病と猫と

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人工関節の脚、肝臓の難病、慢性疼痛と闘っています。
時々は保護猫出身の愛猫のことも。
人生終盤、余生を悔いなく送りたい。
ブログを綴って、脳の衰えを緩やかに。

 

私の脚
 

右股関節…  11年前にいれた人工股関節、3年前に再置換
右ひざ関節… 10年前に人工ひざ関節
左股関節…  臼蓋形成不全 未手術


生まれた時、右股関節脱臼で
幼少のころから骨や腱を切る手術を繰り返し、

 

3年前の手術はなんと6回目!


右股関節はすっかり筋肉が萎縮し
3年前の手術のあと、執刀医に聞いてみた


「私の股関節の筋肉、どうなってました?」

「筋肉というより、瘢痕だな」


…股関節が使えないはずだわ~




リハビリで、股関節周りの筋肉の強化を目指しているが

脚を外側に広げようとすると
骨盤が上方に上がって、広げたつもり

股関節を曲げようとすると、

骨盤が後ろに倒れて曲げたつもり

後ろに蹴ろうとすると

お尻を突き出して蹴ったつもり


どんな動作をしようとしても、

「股関節を使わないで」目的を達成しようとする…

これを「代償動作」というらしい


代償動作とは…(Webによると)

代償動作(代償運動)とは、本来の動作や運動を行うのに必要な機能以外の機能で補って動作や運動を行うことです。 リハビリテーションの現場において代償動作は、疾患や怪我によって機能が障害され、
ある動作や運動が行えなくなった時に、ほかの筋肉の動きで動作を補って行うこと、



私がしようとしてしているわけじゃなくて、

身体が自然とそうなってしまう
 

与えられた課題を遂行しようとして、頑張っているのだ

(もしくはごまかしている?)



最近、リハビリの先生に
「ピアさん、代償の嵐だね」

言いえて妙!
 

ただいま、代償動作を排除して、本来の動かし方を脳にインプットするべく絶賛リハビリ中だが

寿命との競争です!