老人ホームで焼き芋。 | ピア 人工関節と難病と猫と

ピア 人工関節と難病と猫と

・・・
人工関節の脚、肝臓の難病、慢性疼痛と闘っています。
時々は保護猫出身の愛猫のことも。
人生終盤、余生を悔いなく送りたい。
ブログを綴って、脳の衰えを緩やかに。



100歳母、日々まだら
同じ話の電話が一日何度もかかってくる

自分はいつまで生きるのか
いつまで入院するのか(病院と思っている)


100年も生きて、まだ先の心配ばかりしている
(先があるのか)


先日は、
「アンタの顔が思い出せない」

 

写真を見ても誰が誰だかわからなくなった
というので
きのう、面会に行ってきた

再確認させようと
母の部屋に置いてある家族写真と
同じ服を着て



きのうはちゃんとわかって
比較的クリアーだった




居室は入室禁止なのでホールで面会だが

施設から焼き芋とお茶が人数分
「おやつに作ったので皆さんでどうぞ」

これが大きな焼き芋で一生懸命食べている私を見て
「無理して食べなさんな…」

母親らしい言葉


「私の住んでいた家はどうなった?」
と聞くので

 

「三島の家?」
「そうじゃない、もともとの家」

 

「沼津の家?」
「今宮神社のところの…」

なんと、熱海生まれの母
100年前の、生家のことを言ってるんだった

恐るべし、過去記憶

面会翌日には
「アンタ、ここへ来たことあるの?」
になるんだけどね