今日は中秋の名月、そして満月ですね🌕️
いかがお過ごしでしょうか?
満月の思い出といえばいつも思い出すのが、
かれこれ20数年前…記憶もあいまいになっていますが…
大好きな祖母が健在だったころのこと。
幼いころから私はおばあちゃん子で、
20代半ばの私は
近所に住む高齢の祖母によく会いに行ってました。
その日、祖母に会いに車を走らせていたら、
とても大きな満月でした。
まるでこちらにせまってくるかのような3D満月です!
祖母に開口一番こう言いました。
『ばぁちゃん!
すごく大きくてきれいな月が出てるよ!』
そうしたら祖母はすかさず、
『そうか!今夜は満月か!見に行こ!車出してー!』
なんでも好奇心がまっさきに立つ、祖母✨
かわいく笑い、ジョークも大好き、
小さくて細く、ご飯よりもお酒が大好き。
情が深くて姉御はだ、なのに控えめで謙虚で
風情のあることも大好き✨
みんなに慕われていました。
私と祖母は2人で車に乗り、
助手席の祖母と月を追いかけて…
満月がいちばんよく見える場所はどこだ?!
と車を走らせました。
その時間はわくわくして、
隣にいる祖母の目がキラキラして可愛くて、
とても楽しかったな。
祖母『◯◯駅の方の住宅地にお月さん、いてる!』
私『よっしゃ、そっちに行こう!』
小高い小山だった丘を切り開いて住宅地になった、
坂道を上がってまだ低い位置にいる月の方へ。
私と祖母2人の勘でアパートが立つ行き止まりの細い道へ入っていきました。
『わぁ✨👏』
目の前に、
ほんとに視界いっぱいに!
細い道を上がった先は丘の上に立つ
アパートの駐車場になっていて、
ちょうど視界が開けるスポットだったのです✨👏
祖母と私は、
手をたたいて👏
目の前いっぱいの美しい満月を愛でて
喜びを共有しました✨
✨🌝✨🌝✨🌝✨🌝✨🌝✨
20数年前のあの日のシーン。
もし現代であったら、常に携帯しているスマホカメラでその月の写真を収めたでしょう。
私が20代の頃は
そのような便利なツールはなかったけども、
いまでもありありとあの日の満月、
あの日の感情と祖母を心のなかで
幻想的に思い出すことができます。
そしてとても幸せな気持ちになります。
大好きな祖母はその数年後に旅立っていきました。
高齢の祖母。
いつかはそんな日がくる。
と当時の私は理解していましたから、
その満月の日の素敵な記憶も心に刻んでおこう。
幸せな時間を感じるたびに
この時間は貴重なものだと
心に刻む刹那的な習慣を身につけて生きてきました。
満月をみるたびに今はなき祖母が私の心で甦り、
あの満月以上の満月はないよね、
と心のなかで祖母に話しかけています。
みなさまの心のなかにも思い出の満月はありますか?
では
この週末がよい時間でありますように😊🍀
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