一本針本縫いミシンにローラー押えを付けたい。 | leather works ze-keyのブログ

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一本針本縫いミシンにローラー押えを付けたい。

 

 

 

ローラー押えは、かのSEIKO の17ミシンなんかに付いている押え金です。

これなのですが。(いろいろあっての装着後の写真)

標準押えとは違った利点があって是非とも採用したいものなのです。

 

 

一応、17ミシン用ではなく、本縫いミシン用として販売されているものを買いました。

しかしながら、この押え金、高さ寸法が全く合わない。

おそらくは、押え棒の高さ位置を変更して取り付ける想定のようです。

 

そんなことをしたら、標準押えが使えなくなります。

でも、両方使いたいでしょう。

普通の人は、ローラー押え、と 標準押え、両方使いたいでしょう。

私はごく普通の人なので、両方使いたい派です。

それも、その部品一つを交換するだけで両方使いたい派です。

そんなことで、この真ん中の部品を短くしたいのです。

 

 

むむㇺ。。

願えば叶うものです。

長かった部品が短くなり、高さ寸法が適正になりました。

 

 

 

コツがわかれば、段差もピッチも狂わずすいすい縫えます。

 

 

 

そう、強く願えば、妙案が浮かぶものです。

この部品、万力に固定してヤットコで曲げます。

山折り一カ所、谷折り2カ所。

谷折りは斜めに折ってローラー部が真上に上がるようにしましょう。

部品が小さすぎてヤットコだけでは曲がりきらないので、

最後は玄能で叩いて成形しました。

最終9mm程ローラー位置を上げました。

 

 

曲げては組み立て、ミシンに取り付ける。

外しては、分解して微調整。

時に大胆にヤットコを使い、時に優しく玄能を振るうこと三年。

ついにローラーがほぼ真上に9mm上がりました。

 

道具は作るもの、今はそう思っています。

 

 

 

※補足

このローラー押えは¥2000でした。

¥7000くらいのはもしかしてそのままつくのかもしれません。

販売店にご確認下さい。

三年かけて曲げるか、お金で解決するかは、あなた次第です。

 

 

 

 

 

 

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ze-key からお知らせでございます。

2017/9/15をもちまして新規のフルオーダーの受付けを休止致しました。

これまでに頂いているお声掛けには順次対応させて頂きます。

以後、当面はカラーオーダー、セミオーダー方式でのオーダーを受けさせて頂きます。

なお、ロット生産の場合は新規の型紙製作から製品製作まで行います。

これからも清く正しく美しく誠実に製作をしてまいりますので、

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

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