ze-key のもの作り 素材について | leather works ze-keyのブログ

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革製品を製作販売しています ze-key です。
製作風景、新製品紹介、レザークラフトに関するあれこれ、コゴトなど載せていきたいと思います。
宜しくお願いします。

 

こんにちは。

ze-key です。

 

今回は素材についてお話しします。

 

もの作りにおいて素材選びは重要な要素です。

どの生地を選ぶかで仕上がりの良しあしの半分は決まってくると思っています。

 



 

ではまず革のこと。

 

バッグや革小物の製作に使う革はすべて本革です。

主に牛革です。

 

革小物にはタンニン鞣しのイタリアンレザーを主に使います。

バッグ関係にはクロム鞣し革をよく使います。

環境に配慮して生産されているクロム革もあるので、それらを積極的に使っていくように考えています。

 

植物由来などの革の代替素材が登場する中で、

本革はサステナブルではないという印象を持たれることがあるかもしれません。

ですが、肉を食べているうちは、その皮を素材として活用する方が環境によい、とのこと。

このあたりの革とSDGsのことはまたの機会したいと思います。

 

合皮は革より性能が劣るものが多いので使っていません。

ただ内装に使うスエード調の生地は、高性能なものがあるので、これについては使う予定はあります。

 

 

つぎに帆布のこと。

 

ze-key では帆布製品も製作しています。

「ナントカ帆布」というようなブランド素材ではありませんが、

安定して高品質な生地を供給しているメーカーから仕入れています。

「ナントカ帆布」使ってます!という売り文句は使えませんが、

自信をもっておすすめできる素材を選定しています。

 

 

芯材について。


芯材などは適材適所に使用し、その中には石油由来のものも含みます。

商品を長く使って頂くことは、環境の保全にはよいことなので、

使い勝手をよくしたり、型崩れを防いだりするために、

必要箇所には芯材で補強をしています。

 

 

その他。

ナイロン生地について。

 

ナイロン生地は、ただ今一種類だけ使用しています。

程よい艶感で高級感があり、肉厚で丈夫な素材を選定しました。

バッグや、ポシェット類に使用できます。

気候や生活スタイルに対応できる商品を作る試みとしてはじめました。

当面は、黒色のみの対応となります。

 

細かい素材としてはまだまだあるのですが、

今回は主なところを少しだけ。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

では、また。

 

 

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