美味しいは正義、を合言葉に異世界料理改革に励む食いしん坊女子の話、第4巻。

今回は”女性は選ばれない”が当然だったはずの”竜の番”に選ばれたり竜騎士団の炊事長官(笑)に任命されたり、瞬間転移の魔道具を貰って浮かれたり それが某国王陛下の宮にも行けるように設定されていると知って蒼白になったり(笑)、マヨネーズで飯テロ仕掛けたりしています。
これだけ色々作っててマヨがまだだったのか…。カクテルは山ほどの種類を作っているというのに(笑)
そして竜たちの間で増えていく主人公の異名(笑) 竜を喰らう娘、で 魔物を喰う娘、で ついには人喰いですよ。竜のみなさんへの熱い風評被害(爆笑) 

あと、主人公が不敬罪に問われない理由もさらっと説明がありました。この世界の人々が特別にフレンドリー…というわけではなく、上層部は「主人公が第三皇子のやらかしで異世界から拉致られた」と知っているから負い目があるし、事情を知らない人々は「見知らぬ異世界に訳も分からず落ちてしまった」と思ってるから優しいだけ、だそうです。やっぱりね、理由あるよね。

とまぁ、大笑い一色と思わせておいて!
国王との深夜の散歩では泣かされました…!
実は家族を亡くしている、という事実をようやくカミングアウトした主人公、秘め続けていた本当の気持ちをついに国王に打ち明けました。このシーンはもう、本当に泣ける…。いつも元気に笑っている主人公が深夜に家族を思い出して一人で泣いているとか!
常日頃、自分に対して物怖じしない主人公を面白がっている国王陛下だけど、こんな姿見せられて気にならないわけないですよね。
このところ国王陛下との間にフラグが立ったり折れたりしているようだった関係も、これを機に一歩進む…かも?



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