ささやんの天邪鬼　座右の迷言

やっと iPad miniがやってきた。配達予定日より1週間も遅れてやっと届いた。注文してから1カ月もかかったことになる。

発注から納品まで、こんなに時間がかかるのは、中国の通販サイトを使ったからである。それでもこの通販サイトの利用をやめられないのは、日本で買うよりもずっと安く手に入るからだ。

私が買ったのは旧型のiPad mini（第5世代）なのだが、日本でこれを買うとなれば、5万円前後は覚悟しなければならない。しかし今回、私が中国の通販サイトAliexpressに支払ったのは、たったの1万2000円なのである。

届いたiPad miniは、もちろん正真正銘の本物である。ニセモノではない。使用済みの中古品でもない。ただ私はApple製品とは相性が悪いらしく、今回もこのタブレットを使用可能な状態にするまでに2時間も近くがかかった。

しかもこのタブレットは、私が愛用する androidのタブレットとはだいぶ使い勝手が違う。そんなことは分かっていた。それなのになぜiPad miniを買ったのかというと、androidタブレットのバッテリーがへたってきたこともある。iPad miniに新型が出て、旧型が安くなったこともある。

だが一番の理由は、「充電しながら、無線キーボード用のUSBドングルを使う」という、私の年来の夢を叶えるためである。1カ月ほど前に、ワークステーション機能を備えたタブレット・スタンドを買った。これにandroidタブレットを接続して試してみたが、夢は実現しなかった。ところがWindowsタブレットでは、これがうまく行く。事の成否は、どうやらOSの違いにあるらしい。

とすれば、（Apple製品独自のOSである）iOSでやれば、どうなのか、ーーそれを知りたくなるのがガジェット・オタクの本性である。これを試すには、iPad miniのライトニング端子とUSBーCとをつなぐアダプターが必要で、これはあす届くことになっているから、楽しみはそれまでのお預けである。

と、まあ、ここまでの文章は、ipad miniに外付けキーボードをbluetoothでつないで打ち込んだのだが、やはりIMEの変換の勝手がandroidの場合とはずいぶん違う。それだけでがっくり疲れてしまった。こんなおかしなものに、私は慣れることができるのだろうか。

乗りかかった船だからなあ･･･。