みなさま、お元気でございましょうか?
だんだん、春らしい天気になってきて、過ごしやすくなってきましたなあ。
とは言っても、東京の今日は、冷たい雨ですが・・・
今年は、何回、路上ライブができるのか・・・(遠い目)
さて前回、リトル・フィートの5枚のアルバムセットを購入したことを書きましたな。
オリジナル・アルバムの1枚目から5枚目がセットになっているお得なセットです。
んで今回は、リトル・フィートというバンドの概要をまとめようと思ってます。
調べてみたところ、リトル・フィートは現在も活動していまして(驚愕)
オリジナル・アルバムは、けっこうな数、発売されています。
とはいっても、おいらが好きなのは、初期の作品。
もっと言うと、
ローウェル・ジョージが在籍した時のリトル・フィートが好きなんです。
リトル・フィートはローウェル・ジョージが中心になって結成されたバンドです。
ただ、彼は、どんどん麻薬に溺れていくようになって、6枚目のアルバムを出した後、
リトル・フィートの解散を宣言して、ソロになります。
そしてその直後に、麻薬の過剰摂取で亡くなってしまうのですわ。
ローウェル・ジョージは、作詞・作曲・ヴォーカル・ギター・プロデュースで、大活躍してましたが、
年月が経つにつれ、他のメンバーも作詞・作曲をするようになり、ヴォーカルもとるようになっていきます。
麻薬でどんどんパワーが落ちていく彼の分まで、他のメンバーが頑張るようになっていき、リトル・フィートの音楽性は、変わっていくことになるわけです。
具体的には、ブルース色が強かった初期に比べて、後期はジャズの要素が強くなっていきます。
それはそれで悪くないんだけども、おいらは、ブルースが大好きですからねえ。
なもんで、おいらは、初期の頃のリトル・フィートが大好きになってしまったわけですね。
解散した後、再結成されて、その後女性ヴォーカルが加わったりしつつ、現在までバンド活動は継続されてますけども、
おいらとしては、ローウェル・ジョージが居た時の音源が聴きたいわけです。
そう考えてみると、このアルバム5枚セットは、本当にありがたい!!
彼が在籍していた時に発表された、6枚目のアルバムが収録されてないのは残念ですが、その頃にはもう、彼は麻薬でボロボロで、他のメンバーの音楽性が強く出てくるようになってます。
なもんで、おいらは、6枚目にそんなに魅力を感じてません。
(いずれ、購入しそうな気もするけど・・・笑)
というわけで、5枚で3000円弱なんて、
タダみたいなもんですぜ!(鼻息)
興味がある方は、是非ご購入くださいまし。
さて、ここまで書いてきたことを、まとめますと。
ローウェル・ジョージが在籍していた時期のリトル・フィートは、初期であればあるほど彼の影響力が強い。
それがだんだんと弱まって、他のメンバーに比重が移っていって、解散に至る。
で、世間的評価を見てみますと、
1枚目 ローウェル・ジョージの色が最も強いが、まだ粗削りで、好き嫌いが分かれます。
2枚目 ローウェル・ジョージの全盛期、とにかく名盤!
3枚目 ローウェル・ジョージもすごいし、他のメンバーもすごくなりつつある、大名盤!
4枚目 ローウェル・ジョージは減速中、他のメンバーががんばっている、名盤。
5枚目 ローウェル・ジョージが瞬間風速的にはすごい時がありますが、うーん、まあまあ。
こんな感じになってます(笑)
んで、これは何度も何度も何度も聴いてみた、おいらもほぼ同じ印象です。
現在のおいらが、聴きまくっているのは、2~4枚目だなあ。
時々、1枚目を聴くけど、5枚目はあんまり聴かないなあ・・・
とはいっても、ここ最近、リトル・フィートしか聴いてないんで、5枚目も20回くらいは聴きました。
んで、このバンドの魅力はたくさんあるんですが、無理を承知で、一言で言うと、
リズム
だと思うんですよね。
南部の、ねばっこい、まとわりつくような、ちょっと遅れてくる感じのリズム
が、ものすごくたまらんのです(ものすごく遠い目)
というわけで次回から、1枚ずつ、おいらが感じたことを、まとめていこうと思ってます。
以下次号じゃ!!