CQ ham radio 2024年1月号 P62にも紹介記事がある POTA (Parks On The Air) を昨年末に登録してみました
これまで、POTAというのは、日本のPKアワード(公園アワード)をカッコよく英語で言っているものだと思っていました。(^^ゞ
しかし、ひょんなことからPOTAのサイトを見る機会があり、読んでみるとどうやら別モノでアメリカ発祥ということがわかりました。
とりあえず登録だけでもしてみようと思い、ログインをしてみると、すでにゴールドハンターアワード(30局ハント)が発行されていました。
過去にコンテスト等で交信した局がPOTAのアクティベーター局だったようですが、こちらからなにも申請しなくても、アワードが貰えるというのに、まずカルチャーショックを受けました。
どんな仕組みかと思ったら、どうやら移動した側が交信ログデータ(ADIFファイル)をサイトにアップロードすれば、呼ぶ側(ハンター)はなにもしなくても、あとはサイト側で自動で集計からアワード発行(PDF)まで行っていただけるというまったくの手間いらずとなっているようで、整理チェックの苦手な私にぴったりなプログラムだと感じました。
ただ、近所の公園の多くがアワード対象となっている「PKアワード」とは違い、対象公園が、国立、国定、県営レベルの公園に限定されているため、例えば、地元愛知県には 対象公園が 32 しかありません。
(ちなみにPKアワードの愛知県内対象公園は現在 214 もあるようです)
これは逆を言えば、頑張ればいつか全公園をコンプリート出来るかも、とも考えられます。
また、交信対象が国内のみならず全世界ですので、海外の公園を集めたり、時期や周波数を選べば、海外局からコールしてもらえる可能性もあり、海外局狙いの移動運用も計画できたりと楽しみは無限大です。
POTA専用のクラスターも完備されていて、移動局のセルフスポットOK(というか積極的にセルフスポットしたほうが良いみたいです)というのもありがたいですね。
ここ半月くらいで、何回かPOTA移動をしてみましたが、私の場合、送信が冗長にならないよう、CQや交信中には、JCC/JCG番号のみのアナウンスとし、POTAナンバーはPOTAサイトにセルフスポットするだけのスタイルとしています。
それでも結構多くの方が、POTAのスポット情報を見られているようで、セルフスポットして運用を始めるやいなや多くの方からコールを頂けます。
これまでアワード関係にはほとんど興味が無く、ただ移動して沢山の局に呼んで貰えることに喜びを見出してきた私ですが、近年マンネリ気味であったことは否めません。
そのため、とにかくPOTA対象公園に移動して、これまで通り移動運用をして、帰宅後に交信ログをサイトにアップするだけで、どんどんアワードが増えていき、各種ランキングも楽しめるシステムの素晴らしさに感動しています。
まだ数年前に始まったばかりのプログラムであり、いまから始めればどこかの公園のポイントリーダーになれる可能性が十分にありますので、移動運用がマンネリ化してきた皆さんや、これから移動運用を始めようとしている方も、ぜひ一緒に POTA活 始めませんか?