皆様、こんにちは。

ラボスタッフのHN:あかねです。

 

新型コロナウィルスやインフルエンザなど様々な感染症が流行していますが、

妊娠を考えられている方が特に気をつけたい感染症のひとつ“風疹”についてお話しします。

 

風疹は、風疹ウィルスによって起こる発疹性感染症です。

“三日はしか”とも呼ばれています。

風疹ウィルスは飛沫によって感染します。

 

主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れがあります。

妊娠中(特に初期)に感染すると、胎児が風疹ウィルスに感染し、

難聴・心疾患・白内障・精神や身体の発達遅延等の障がいを持って出生する可能性があります(先天性風疹症候群)。

 

風疹は春から初夏にかけて流行しやすいといわれています。

感染予防にはワクチン接種が有効です。

現在は小学校入学前までにワクチンを2回接種行うことが推奨されていますが、

年代によっては1回接種のみの方もいらっしゃいます。

 

その場合は風疹の抗体が十分でない可能性があります。

妊娠を考えられている方は風疹の抗体が十分にあるのか検査で確認し、

もし抗体が十分でない場合はワクチンを接種しておくと安心です。

 

※東京都にお住まいの妊娠を考えている女性とそのパートナーは、

無料で抗体検査とワクチン接種(検査によって抗体が十分でないと診断された方のみ)が可能です。

ご不明な点はスタッフまでお気軽にご質問下さい。