『ちょっと今から仕事やめてくる』をU-nextで見た。この映画は2回目である。はじめ見たときに結構面白かったので、再度見たのだが、2回目もそれなりに面白かった。2人の主人公、福士蒼汰と工藤阿須加が友情を育みながら、生きるとは何か、という問いを突きつけてくれるので、その点が面白い。でも、最後はアフリカの国にボランティアに行くというのは、何かありきたりで、安易な締めくくりだなと思った。

ブラックの会社、その部長は 吉田鋼太郎であり、徹底的にいびられる。現実の会社はあそこまでブラックではなくて、もう少し人間味があるかと思うのだが。

とにかく、工藤阿須加はそんなブラック会社を辞めて、新しい人生を歩み出す。20代のはじめならば、いくらでも人生は変えられる。私も20代のはじめに就職した会社は4年ほどで退職したが、この決断はよかった。若い頃はいろいろなことが可能なので、自分の適した職を探すという意味で頑張ればいいかと思う。

昔、電通で働いていた東大卒の女性が自殺したことを思い出した。長く一つの仕事に携わっているとその世界しか見えなくなってくるのだと思う。ふらふらするな、と言われるが、やはり、二足、三足の草鞋を履くことは大切だと思う。自分はとにかく3つを目標にしている。3つの収入源、3つの趣味、3つの銀行やカード(一つ落としても何とかなる)である。

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