パンキュッシュな白昼夢

フィクションとノンフィクションの狭間を行き交う白昼夢。

現代版『自虐の詩』。今宵…あなたは目撃者になる!

くちづけ

2022-08-12 19:39:01 | 恋バナとマーニャ

お客さんの新人の女の子(23歳)と雑談してた。

そのときさ、

 

「携帯がない時って、

彼女とどんな風にコミュニュケーション取ってたんですか?

すぐに大事な連絡できないんですよね?

それって怖くないですか?」

 

っ言われたからさ、

 

「どうもしてねえよ。

 

ただ、

 

ドキドキしてただけだよ」

 

ってこたえた。

 

でもさ、

今、思えばそうだよね。

彼女が言うとおり、

携帯がないと、めっちゃ怖い。

 

だけどね、

そのドキドキ感が愛を育んだし、

好きな人の家に電話するときの緊張感ってたまんなかったよな。

 

ラインやメールで愛を告白するなんて考えられなかったもん。

好きな人には、逢って直接、愛を伝えるのが僕の世代の流儀だった。

 

僕らは、

好きな人を呼び出すとこから、

告白が始まってたもんなぁ。

あのハンパない緊張を思い出すだけで、

青春だった、と思うよ。

 

それ知らない、

今の子は、

幸せなのかな?

 

幸せなのかもしれないね。

乗り越える壁が少なくなるわけだから。

 

でも、

僕は、

恋愛の『うねり』や『もどかしさ』を…

たくさん体験した方が、

人に優しくなれると思うんだけどな。

 

って、

今は、今で、

『恋愛のうねり』ってあるんだろうね。

きっと。

 

 

僕もこんな『うねり』を経験したことがある。

 

ガキのころ、年上の彼女と付き合ってた。

その彼女と、

花火大会が終わったあとの余韻に浸る、砂浜に座りながら、ファーストキス(僕にとっての)したんだけどさ…

 

そのあと、彼女が泣きだした。

 

元彼とも、この海岸で初めてのキスをした…

と。

 

すげえキツかった。

本当に何も言ってやれなかったよ。

つーか、

胸が詰まって、

言えなかったんだもん。

 

 

彼女とはそのままになっちまった。

 

僕が子供すぎだのかもしれない。

 

眠れない夜、たまに彼女を思い出す。

 

 

『恋愛事情』

http://blog.goo.ne.jp/vaisraveena/e/06c48c8bdc64adc95d9c37a4959615c9

 

『淡い恋』

https://blog.goo.ne.jp/vaisraveena/e/d3e00b44bd7644ce21a019ac48f535e5

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Kaorin)
2020-07-31 15:48:01
さて、何を読むせてもらおうかなぁ、って、思ったら、こちら1位になっていたので。 拝読、

そうよね、今の子達の恋愛はすごーくやり易い。
私の10代の頃は、
親の目と耳を気にしながら、家電。
たまに公衆電話に駆け込んだり。
ずーと話し中の電話ボックスの前で、並んでたり。と、
連絡手段も大変でした。
今の状態は夢のようですよね。

待ち合わせ場所をお互いに間違えて、私は一階の喫茶店、彼は同じビルの三階のバーで、三時間も待って仕方なく帰った事もありました。
あっー、ごめんなさい💧つい、自分の思い出にふけってしまいました、
と、いうように、こんな出来事も不自由な時代の素敵な思い出になるものね!

ロットンさんの年上の彼女さんとのほろ苦い、
口づけも、今となっては、歴史の一部だもんね👍
しかし、涙してる彼女を目の当たりにして、おどおど、
ロットンさん、可愛かったね笑!

まっ、今の若人にはたくさん恋して、傷ついて、
人の気持ちの分かる、懐の深い人間になって頂きたいですね。

面白かったです❗
コメ返不用ですよ😉

※ロング・グッドバイ、読みすすめてます。
本当におもしろいです!ありがとうございます。
Unknown (ネコのすけ)
2022-08-12 19:47:00
あらま!青春😍

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