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永福の日々是好日

米国から南仏コートダジュール、そして日本定住。日々思ったこと感じたことをありのままに。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

最近思うのが、気持ちに余裕があり、知識だけではなく豊かな教養を持ち
広い世界を知れば知るほど、人は謙虚になるものだな、ということ。

中途半端な知識や経験を持って己惚れてしまっていると傲慢になりがち。

去年、紹介状をもらい千葉大の膠原病内科でシェーグレンの診断をしてくれたドクターが
現代医学の限界についてとても謙虚で公平な視点を持っていて
研究熱心な方だからこそ、患者の話にも非常に熱心に耳を傾け
真摯に向き合ってくれるその姿勢に感銘を受けた。

机上の空論や現代の西洋医学を妄信するあまりに
患者の話や今現在認められている説に当てはまらないケースは
すべて存在しないこととして否定したりする医師は
ある意味、偏った民間療法を妄信する人たちと何ら変わりないと思う。

医学の事実や定説など、数年でガラッと変わることも少なくない。
本来ならば、まだ説になってもいないが、何らかの解決策になるようなヒントが
患者たちの声の中に隠されているかもしれない。
サイエンティストなら、特に臨床現場に携わっているのならなおの事
患者の声を吸い上げて治療の研究に生かそうとは思わないのか。

2015年の時点で腸内環境やマイクロビオーム、リーキーガットと免疫の話など医師にしようものなら
鼻で笑われ相手にもされなかったが、今となってはそこら中の町医者でさえも
当たり前のように腸内環境が免疫に関連していることを知っているのだからいい加減なもんだと思う。

結論として、最近の私の症状についての見解は以下だったので忘備録として書き記しておく。

・肝臓は傷みを感じる神経が無いので、肝臓と脾臓の周辺に起こる熱を伴う痛みは肝臓からとは考えにくく
(肝臓が周辺臓器にまで大炎症起こすとなると肝障害数値は3桁ではなく4桁になる)
恐らくその症状は消化器官や横隔膜の炎症と痛みでは無いか

・アレルギー反応という点では、肥満細胞の影響は物質放出は1、2時間程度なので、
その後の継続した反応は何か別の要因だと思われる

・肝臓数値の変動に関しては、肝障害を繰り返すレベルなので、
それはアレルギー検査で殆ど出てないのでアレルギーとは関係恐らく無く、
肝脂肪や免疫性肝炎の方の検査を消化器内科でやってもらうのがベスト

・何か特定のアレルギーに対する反応というよりも、
もしかしたら消化器自体が炎症をおこしているのではないか。
その場合だと、どんな食べ物が入ってきても炎症反応が起きるので、
ファースティングで確実に調子が良くなるのは、食物アレルギーというよりも、
固形の物を口にしないことでも胃腸の炎症が抑えられるのでは無いか。

・上記の理由から、日頃から、胃腸に負担の少ない液体のものを口にするのも一つの手。

・大豆で起きたと感じた反応は、運動誘発制アナフィラキシーの可能性は高い。
日頃アレルギー検査では検知できない様な低反応のものでも(小麦は半分しか検知されない)、
血行が良くなる活動や薬により、アナフィラキシーが起こる危険性がある。

・これは運動、お風呂、鎮静剤、解熱剤、アルコール、生理、
その他の血流良くする物を摂取する4時間前から摂取後数時間、危険性があるので注意する。

・今のところ欧米人に多いセリアック病は、小麦しか報告正式に無いから
あくまでも先生の妄想の範疇を越えないが、私の症状を聞く限りセリアックに非常に似ていると感じる。
米でも同じ症状になる人が居るかはまだ分からないが、米バージョンのセリアックに思える。

・アレルギー検査はまだまだ検知力も不確かで、
反応の自覚症状はある場合にも、そういうものを測る術が無く、
存在自体を確かめることが出来ないので
いろんなアプローチから試してみるしか無い現状がある。

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