Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

特定野党、憲法違反をしてまで選挙戦に勝ちたいか?

2021-10-14 22:52:35 | 国際・政治

本日、第 205回臨時国会が 日本国憲法第 7条規定により衆院を解散、閉幕した。来る衆院選は 10/19告示、10/31投開票と短期決戦により進められる。発足間もない岸田新政権への 信頼の可否を含めた期待度が測られるだけに、拙者も必ず投票に赴くつもりであります。

来る衆院選に向けた与党・自由民主党の公約ポイントを少し見て参ると

〇新型コロナ・ウィルスなどの感染症に対応するため、国産の治療薬やワクチンの研究開発・生産体制を強化する。

〇機微技術の海外流出を防ぐため、経済安全保障推進法を策定する。

〇分配政策により 分厚い中間層を再構築。賃上げに積極的な企業への税制支援を行う。

〇(北鮮による) 拉致問題は、あらゆる手段を尽くして 全ての拉致被害者の即時一括帰国を求める。

〇食糧自給率を上げるための対策を強化し、農林水産業を成長産業化する。

〇時代の要請に応えられる 日本国憲法を制定するために力を尽くす。

前述の事共は、その全てが容易には実現できないレベルのものばかり。全クリアが不可能は分かるが、できる所からの実現は 強い姿勢で取組んで頂きたい。又 当然に岸田政権一代では不可能な分野もあり、そこは次期以降の政権にも取り組みへの担保をされた方が良い様にも思う。

「分厚い中間層の再構築」は野党・立憲民主党も「一億総中流化」構想の名で取り組みを表明しており、内容面は大差ない様にも見られるが、実現可能性が問題だろう。関係省庁を含む各方面との調整、連携が強く機動的に求められるが、その成否が前述政策実現の可能性を左右する事ともなろう。岸田政権が続投にしても、万一にも野党側に政権が移る事態となったにしても、その辺りの事に留意できなければ国民的信頼を取り付ける事は極めて難しいだろう。

さて 来る衆院選。与党の自公側にも 勿論それなりの問題が生じるかもだが、あろう事か 野党・立憲民主党側が早くも芳しからぬ事象を起こしていた事が報じられた。地方選挙区の一つで、候補者調整を巡って他党とトラブルを起こしていたのだ。以下 昨日付の毎日新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「立憲・小川淳也氏、維新に『擁立撤回』要請。馬場幹事長は拒否」

立憲民主党公認で 衆院選・香川 1区から出馬する予定の 小川淳也衆院議員が、日本維新の会に対し 同区で競合する維新立候補予定者の取り下げを要請し、維新が困惑している。維新は立憲、共産各党が進める野党共闘に加わっていないが、小川氏は取材に対し「野党が一本化を目指すのは当然で、できなければ立候補の自由がある」と説明した。

維新は 10/8に香川 1区で新人の町川順子氏を擁立すると発表していた。維新関係者によると、小川氏は 10/11、国会内の維新の控室を訪れ、馬場幹事長に対し「自分が野党統一候補者だ」として、候補者の擁立を撤回するよう求めた。馬場氏は拒否したという。

維新幹部は 小川氏の要請に「最初は冗談かと思った。維新は立憲などの野党共闘に入っていない。どこに候補者を擁立しようが 立憲には関係ない」と不快感を示している。一方 立憲の福山哲郎幹事長は 10/12の記者会見で「維新の皆さんが 気の悪い思いをされたのだとしたら、おわび申し上げなければならない」と謝罪した。小川氏は 2003=平成 15年に香川 1区で初出馬以降、自民現職の 平井卓也・前デジタル相と 6回連続で戦っている。(引用ここまで)

ここまでをみても、どちらの党がまともかは一目瞭然だろう。野党統一候補とは言っても それは立憲民主と日共の「2 党間の問題」であり、維新の会は無関係だ。その事を弁える事なく、維新の会の立候補擁立への取り下げ要請・・というより圧力の挙に出た小川衆議の方こそ異常だろう。「野党が (候補者)一本化を目指すのは当然で、できなければ立候補の自由がある」などとした下りは最早説明の体をなしておらず 支離滅裂と受け取らざるを得ない。

こうした話は 衆院選の他選挙区でもありそうな気もするが、維新の会には、憲法違反さえ疑われる 再びのその様な状況になったとしても、冷静に毅然とした対応を願いたい。或いは立憲民主党は、中国大陸・中共政府が我国に対してそうする様に「圧せば屈するとみるや、次々に圧力を仕掛けてくる」極左過激勢力まがいの挙に出る可能性もなくはない。維新の会・松井執行部は どうか用心の上、選挙戦に臨んで頂きたい。

国政選ではないが、先日の大阪府議会では 冒頭に自民公約の一つに挙げられた、北鮮による日本人拉致事件についての啓蒙への取り組みが賛成多数で採択された。政権与党の自公と 維新の会の尽力で実現したものだが、府議会の立憲民主会派は棄権、日共会派に至っては「新たな差別の懸念」などを理由に反対に回ったのだとか。確か日共は 2002=平成 14年に拉致被害者中 5名の各位が帰国されて以降は、拉致事件解決への前向きな取り組みを表明したはずだ。ここへ来ての同事件啓蒙への反対表明で、やはり日共のブレとダブスタ思考が露呈したと感じるのは拙者だけか。

立憲民主党他の不良な事象はまだあるのだが、ここからは末尾のリンク記事に譲る事としたい。とに角、この様な不良事象複数を抱えていては 到底政権交代など目指せるはずはなく、仮に当初はそれができたとしても どの途まともな政策への取り組みなど望み薄で、自勢力の組織防衛でもするのが関の山だろう。

不行き届きは与党側にもそれはあろうが、野党側のそれも「負けず劣らず」である事を、衆院選投票に臨む我々は よく留意する必要があろう。末筆だが今日は「鉄道の日」。今回は少し前 当地北郊の稲沢内にて捉えた、中央線・長野方面への燃料列車出発の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。(フライデー DIGITAL 10/13付) 山本太郎問題に拉致発言…選挙前に自爆の「野党クオリティ」 | FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)


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