Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

安保と鉄道 その⑦

2022-08-15 22:58:06 | 国際・政治

今日 8/15は、ご存じ 77回目の「終戦の日」。もう毎年の事とて多言を要さないかもだが、先の大戦における 300万人超の犠牲各位への弔意を新たにし、平和のあり方についての想いも新たにすべく 愛知県護国神社へ参拝と、政府主催追悼式・正午の黙祷を共に致した次第。

これに先立つ 6月下旬には 拙大学時代の同窓生会合に参加の機会もあり、その折 東京・九段の靖国神社にも少しの間、参拝の機会を得た。戦前からの経緯や、現憲法保障の「信教の自由」との兼ね合いから何かと「左からの批判」もあるは承知の同社だが、象徴でもある大鳥居の下を往来する度に「理屈抜きで、素直にお参りしてみなさい」との亡き作家・阿川弘之さんのお言葉を思い返す拙者である。又 阿川さんの後輩にあられた、同じく故人の 宮脇俊三さん著「時刻表昭和史」によれば 1945=昭和 20年の「終戦の日」当日も、全国の鉄道は戦災路線を除き 概ね平常運行されていたとか。

今回は 今月の帯タイトルからは少し外れる所もあるが、そも戦没各位の表敬のあり方は、我国固有の風習や国民多数の感情に依拠したあり方で行われて良いと思う。例えば以前提起の 三重県下にての「津地鎮祭訴訟」などでの最高裁判例にも、そうした事情が反映されている事と思う。岸田現内閣の一部閣僚も参拝された由で、願わくば岸田総理の参拝もといきたい所だが それは見送られた様だ。このレベルでも中国大陸・中共政府などからは非難の表明があった様だが、それは過剰反応だろう。

今日只今は難しいとしても いずれは総理の公式参拝に道が開ける様努めるのが国民的課題の一つだろうし、更に将来に向けては 皇族方の再びの参拝を可能にする努力も必要かと心得る。今はまともな話も通じぬ風情の中国大陸や北鮮などは無理かもだが、普通の国際社会に向けては、我国のこうした立場を正確に、誠実に発信し説明して参れば 少しずつ理解を得られるのではないか。

短めではあるが、残り僅かな今年の「終戦の日」は今暫く こうした事共を踏まえて、戦没各位への静かな追悼の時としたい。今回画像は前回参拝時だが、愛知県護国神社拝殿の模様をもう一度。名古屋城天守閣の南方に位置し、至近の外堀内は 1978=昭和 53年春まで 路線変更で名古屋市中心・栄町へ向かう前の 名古屋鉄道瀬戸線が通っていた事で知られ。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 終戦の日と、平和主義・平和憲法という新興宗教 - 史観 (fc2.com)


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