前回の変わった建物の脇に何やら立派な胸像があります。

この方はインド生まれの実業家でロンドン動物園に多額の寄付をして、これから後のふれあい動物園のような場所の設立に大分寄与したらしいです。

なんか表示も環境的でお洒落です。

アルパカ・リャマ達はいつ見ても落ち着いていますが、油断していると唾をかけられるそうです。

小さな子供達に大人気のふれあい動物園。横の方に動物達が嫌になったら逃げられる通路も確保されております。

これはミーアキャット展示の真ん中まで子供達がはって行くことができるトンネルの入り口。

ミーアキャットコーナーからちょっと進むとカフェがあります。この建物の中には二つレジコーナーがあり、それぞれ売り場が分けられているのでご注意。お土産も買えます。

売り場を横に奥へ進むとちょっとお洒落な入口。この下にある赤い丸い部分を回すと上でカチャッと音がしてヤギみたいな人形がお辞儀をします。

さらに奥へ進むとBlackburn Pavilionと言う南国の鳥類を展示する素敵な建物が現れます。

この建物の前には機械仕掛けの時計があり、30分おきくらいに小さな劇を見せてくれます。

強欲そうな夫婦が鳥を食べようとするのですが…というような感じです。

中がクラシカルで色合いが素敵でこれを見るだけでも価値があります。

床を普通に鳥が歩いていますよ。

通路もカーブを作りお洒落。

この鳥の建物を超えて進むとMeet The Monkeys.

中に入るとたくさんお猿さん達が動き回っています。あまり触りすぎないように係員の方達が見ていますが、基本近づいて見ることは問題ありません。

 

ロンドン動物園、1828年に研究目的で作られた動物を科学研究するために作られた施設が後に一般に公開され、今にまで至る世界最初の大型動物園です。目的は世界の希少動物の保護で、動物を見ることが第一の目的ではありません。

園内には著名建造物も多く、特にペンギンプール(1934年)、スノウドン エビアリー(1962年)、マッピンテラス(1913年)は有名な物です。

 

これからロンドン動物園について入園してから歩く順に沿って説明していきます。

 

まず入口は二つ。一つはメインエントランス。それとは別にリージェンツパーク出口脇にあるメンバー専用入口です。メンバーは年間パスを購入するとなることができ主な特典は一年間ロンドンZooと郊外にあるウィップスネードZooに制限なく入場でき、クリスマス休暇・夏休み等子供達の学校のお休み及び土日祝日を除いた日にロンドンZooの駐車場を使える権利のある在住者にはお得なものです。ウィップスネードZooの駐車場は誰でも無料です。

ちなみにロンドンZooの駐車場は車でロンドン北部から中心地に入るとき課金されるゾーンのギリギリ外なので課金されずに駐車できます。

 

メインエントランスを通り、最近始まったセキュリティチェックを抜けるとまず目に飛び込んでくるのがマッピンテラスのあるAQUARIUM(水族館)のクリーム色の建物です。動物園なのになぜ水族館とも感じてしまいますが、まあ動く生き物である事は間違いありません。意外に中は奥まで深く様々な種類の魚を楽しむことができます。

 

AQUARIUMの建物に沿ってその裏側に行くと広大なカンガルーゾーンが現れます。壮大な人工に作られた山々のふもとにエミューやカンガルー等オーストラリア原産の動物達がひょこひょこと現れます。

このオーストラリアゾーンの横に古めかしい建物があり、門の上には爬虫類ハウスと記されております。いかにも古そうなドアがあるので押そうとすると意外にも自動ドアです。中は暗くなっており水槽がディスプレイの様に光り中の様子が絵の様に楽しめます。エメラルド色の蛇や様々な種類のトカゲ等が展示されていますが、結構それとは別に私が好きなのはアンティーク調の手すりや古い建物の壁です。

この建物から再びオーストラリアゾーンへ向かうと、この建物の裏側左手に今度はコモドドラゴンハウスが現れます。ここは爬虫類館の一部と考えられます。そうです牛や人さえ不気味な毒で動けなくさせて捕食してしまうコモドドラゴンゾーンです。このドラゴン結構恥ずかしがり屋なのか中々はっきりと目視することができない事が多いのでしっかり見られるとそれはラッキー。募金箱までコモドドラゴン型で楽しませてくれます。

オーストラリアゾーンから入ったコモドドラゴンの入り口に戻りさらに入口と反対側に歩いていくと今度はタイガーテリトリーです。一枚目の写真は別の入り口側で、この経路から行くと静かな落ち着いた入口から木でできた細い坂道を登って行って大きな窓のある場所へ出ます。途中虎から見たらあなたは肉の食べ物でそれが目の前を歩いているようなものなのだから、絶対に柵を乗り越えないでね!なんて垂れ幕も見られます。途中下の通路には虎の足跡がかたどられたメタルが埋め込まれ、そこに色々なタイガーウンチクが書かれております。

タイガーテリトリーをさらに進むと、今度は色っぽい目をしたフタコブラクダさん達がお目見えです。横はリージェンツパークの遊歩道があり外を爽やかにジョギングするロンドナー達もよく通り過ぎます。

ラクダの裏側には謎の巨大な建物。当初何かの倉庫かと思って通り過ぎていたのですが、ほとんど何も表示のない扉に入っていくお客さんが見えたため、入ってみるとここも動物の展示コーナーでした。小型のシカや小動物が展示されていますが、どちらかというとこちらの建物の内装が中々特徴的で個人的には建物に見入ってしまいました。

今の時期がロンドンは一番花が華やかな時期と言えると思います。

 

写真は都心のリージェンツパーク内にあるStJohn'sLodgeという公園の物、ハムステッドヒース、メリルボーンそしてノッティングヒルのものです。

 

春先に見られる鋭い美しさの花々ではなく、もうちょっと角の取れた柔らかい感じの花々が多いのが特徴でお店の店先に自前で並べた花々から幹線道路沿いに自治体が並べた花籠までまで晴れた日に歩いていると気分が軽やかになってきます。公園の花も今年二回目の大きな植え替えが行われた直後で中々の完成度合という植え込みによく出会えます。

 

これから最後の植え替えに向かい市民や観光客は夏を最大限に楽しもうとしております。

テムズ川につながる支流コルン川の両脇にまるで英国の昔話のような街並みが広がる街、それがコッツウォルズ地方のバイブリーです。写真だけで見るとそんな街並みが延々と続くような気になりますが、この綺麗な街並みの部分は1時間程度あればじっくり見られる程度。私見ですが、コッツウォルズ地方の町は皆こんな感じのサイズで、さらに街がかなり作りこまれている感じで隙がありません。いずれにせよ世界中からこの世界観を楽しむために大型観光バスから貸し切りリムジンワゴン等々でこの地域の観光を楽しんでおります。

ロンドンからだと車で2時間程度なので、日帰りも十分可能です。

 

ケントにあるナショナルトラストスコットニー城は一部朽ち果てた建物を見事なガーデニング等の技術で素晴らしい観光名所にかえた英国遺産の一つです。

ヘイスティングスにつながる高速道路から下りてすぐのところに位置するためロンドンから車で行くのもさほど難しくなく、一日の遠足で軽く訪れられます。

 

実のところ先日六月のシシングハーストに行ってしまったため、インパクト的にはあまり強くないお城でしたが、後で写真を見直してみると中々渋いいい感じのお城です。写真が好きな人には色々な写真ポイントがあるためいいかもしれません。まあシシングハーストとここと迷った場合は間違いなくシシングハーストを勧めますが、双方とも訪れられるラッキーな人は両方ともお勧めです。