昨日からの続きです。

浅黒の東南アジアとのハーフっぽい看護師が僕の目の前に座って、例の台詞を言うのです。
「強い光が目に入りますよ」
と検視などで使う細長い懐中電灯を向けられました。どうせ瞳孔の様子とか見るんでしょうけど、目が潰れそうでいやづらと咄嗟に判断し渋々「ここはどこなんですか?」と震え
る声を上げました。


案外向こうも分かってくれる人で、「良かったあ、⚪⚪さんですよね。もう2度と動かないと思ってましたよ」と看護師らしい心配。
こんなときに悪のりしてしまうのが僕の悪い所。
例えば「ここはオーストラリアの病院ですよね?看護師さんがハーフっぽいのですぐ分かりましたよ」とトンチンカンなことを言ってもすぐに爆笑してくれます。

まあそれはいいとして、まだ眠かったので冷たいお茶を何本かがぶ飲みしてからまた寝ると朝まで爆睡。

結局後で看護師さんたちに聞くと、僕はCT室のドタバタからオーストラリアで射たれた住人だかの設定までずっと寝ていたらしいです(笑)