nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

実家の墓参りでのグルメ

2023-03-26 08:46:14 | グルメ
先日は平日でしたが、実家の墓参りをして来ました。

実家の近くの道路脇に宝くじ売り場の少し大き目な感じのプレハブが有って「生餃子」と云う文字が見えました。
車が数台繋がっていたので止まる訳にもいかず通り過ぎました。

実家で聞いてはみましたが、出来たばかりで実際何なのか良く分からないと云います。

車の中で妻と餃子の話しをした中で何故かコロッケの話題になりました。

小学生の時に4kmくらい離れた珠算学校へ通っていましたがその帰り道、バスに乗らずに浮いたバス代でコロッケを買って食べながら歩いて家に帰るような事を良くやっていました。

50年以上も前の当時はコロッケ一個15円くらいだったと思います。
何時も二つ買っていました。

そのコロッケは薄味でカレー味になっています。
思い出しただけで食べたくなり、何十年振りにその石原肉屋さんに寄りました。
50年以上前と殆ど変わらぬ店内。
売っているものも多分殆ど変わっていない気がします。

子供の頃からそのお店に行くと、「あれ!〇〇さんとこの子だよね。お父さんとお兄さんにそっくりだもの直ぐ分かるわぁ」って云われ続けていましたが、流石にこの歳になったら云われないだろうと踏んでいましたが・・・

「那須から来たんですかぁ。 車のナンバーが那須だもんね」
お店のおばさんがしみじみ私の顔を見て云います。
私もこのおばさんの顔覚えています。
これは、言うしかないだろう・・・

「あぁ私、〇〇の息子です・・」
「やっぱり、お兄さんの△△さんに似てますよね・・・」
「お母さんは昔、良くこのお店の前を自転車に饅頭積んで通ったんですよ・・・」

そのおばさんからは今はもう居ない私の父や母や兄の話まで飛び出して、頭の中は完全にみんな生きていた昭和の時代に戻ったかのような錯覚を感じました。

お彼岸のなせる業なのか??

帰り際に、「ちょっと待って」と云って、お店の人気商品だと云う「タレ付き鶏肉スティック」?と言ったと思うのですが、ささみ肉のフライをサービスしてくれました。
早速、車の中で食べましたが、特製ウスターソースが掛かっていてとっても美味しかったです。
確かにこれは人気商品な訳だ!

親戚のおばさんの家にもコロッケをお土産に持って行きました。

家に帰る途中、あの「生餃子」のお店が気になって寄ってみました。
近づいて見ると無人販売所でした。


この手の無人販売所って、商品が盗難にあったり現金が盗まれたりとネットニュースなどでもよく出ていますね。
そんな事する人って本当に日本人なんだろうか?

狭い店内には冷凍庫が置かれているだけ。
自分で蓋を開けて箱を取り出して、お金は脇にある大きなドラム缶のスリットから入れるみたいです。
流石にこの大きなドラム缶ごと持って行くとか、こじ開けるのは無理でしょう。


金額は一箱1,000円なので千円札1枚入れれば良いですが、1万円札とかしかない場合にはお釣りは出ないので買えないか?
1万円札入れて10箱買っちゃうとか・・・。

餃子は45個入りと書いてあります。

さて、どんな餃子なのでしょうか。
楽しみです。
なんて云ったって、餃子日本一を争う栃木県ですから・・・・
この件はまた食べたときに・・・

家には夕方になってしまって、とりあえずコロッケで夕食にする事になりました。
昔は「ひげ皮」と緑色の紙で包んで輪ゴムで押さえていましたが、今はパックに入れてくれるんですね。
それでも、車の中はコロッケの良い香りが充満していました。

しかし、地元で「ひげ皮」と云っていた物って、ネットで検索しても出て来ません。
「木の皮」で引いたら経木(きょうぎ)と云う名称で出て来ました。
私の実家の饅頭を包むのにも使っていました。


この日は超簡単夕食です。
おかずは、こんだけ。+白菜の漬け物と大根のぬか漬け。


ちょっと分からないかな?
うっすらカレー色していて、カレー粉の良い香りが周囲に漂います。


スーパーで売ってるような砂糖で味付けした様な不味いコロッケとは雲泥の差。

50年以上前から全く変わっていない美味しいコロッケでした。
そうそう、一緒に買ったレバーの竜田揚げもすこぶる美味しかったです。

今度また実家に行ったら、コロッケと共にあの「ささみスティック」を買って帰ろう!

お店の名前で検索したら沢山の情報が有りました。
その中から・・・
是非栃木県の烏山にお越しの際には石原肉店でコロッケ、ささみスティック、ハムカツ、焼き鳥など買って食べてみてください。
烏山(現那須烏山市)は国の無形文化財指定の「山あげ祭り」も超有名です。
寅さん映画の46作目にも出ましたね。

当時、撮影現場を見に行きました。
お祭りは実際には7月末の夏なのですが、確か12月くらいの撮影で私達はジャンバー着て見ていましたが、映画の中ではそんな姿の人はどこにも映って無くて夏らしい状況になっていました。
流石、映画です。

でも、撮影の合間の寅さんがすごく元気無かったのを思い出します。
この時、既に病魔に侵されていたんですよね。

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