#174 IHS 英国、健康保険付加料の負担増加  (2020年10月)

今日はイギリス留学を考えている方あるいは、海外赴任、移住を考えている方にとって重要なIHS記事を見つけたので、ブログでお伝えしたいと思います。


まず前提として、6か月以上英国に滞在したい場合、滞在ビザが必要になります。そして、その際に(2015年以降、Lincoが留学をした年から😂)IHSなるものも支払わなければ行けなくなりました。

IHSとは Immigration Health Surchargeの略で、健康保険付加料金のことです。

移民は今まで保険に対する税金を払っていないのに、私たちの税金で成り立っているNHS(国民健康保険=ほぼ無料の医療)を受けれるなんて不公平だ!ということで、イギリス人の反発をかい、政府が承認し、ビザを取得する際にビザ申請費用とは別に、イギリスに6か月以上滞在する人(ビザを必要とする人)はこのIHSを支払うことが2015年4月から義務化されました。

ビザの申請費用も毎年のように上がっていきますが、IHS費用も年々上がっており、2020年10月にさらに負担が増加するそうです。(以降の費用は参考までに現在のレートで£1あたり135円で計算しておきます。)なので、その詳細についてお知らせします。

現在は、1年間の滞在当たり£400(5万4000円)支払いの義務があります。2020年10月27日以降は£624(約8万4000円)と1.5倍以上増加!滞在期間が1年の方は£224(約3万円)増加することになります。

学生の方(Tier4かTier5)は割引料金のため少し安いですが、こちらも引き上げされます。
現在のIHSは£300の負担ですが、2020年10月27日からは1年あたり£470とこちらも1.5倍以上増加。逆に言えば、10月26日までに支払ってしまえば、安い料金でOKということです。

2020年10月27日以降
滞在期間が約3年の学士で£470x3年(約19万円)。増加分は、170x3年(約7万円増)
滞在期間が約1年の修士で£470x1年(約6万3500円)増加分は、170x1年(約2万3000円増)
滞在期間が約3年の博士で£470x3年(約19万円)。増加分は、170x3年(約7万円増)

となります。結構大きい負担ですよね😟でも、ビザ費用に加えて、これを支払はなければ、留学ができません。

奨学金でビザ費用やIHS費用を負担してもらえる方、あるいは転勤などで赴任される方はこのIHSもチェックして担当者にお伝えください。通常であれば大学の留学生のほとんどの人は10月頭あたりで、移動しているので影響がないかと思いますが、今年はコロナの影響もあり、いろいろ移住期間に変動があると思いますので要チェックです。

詳しくは下のリンクをご参照ください。

↓政府のホームページ IHSについて(頻繁に変動するので、必ず最新情報チェックして下さい。)https://www.gov.uk/healthcare-immigration-application/pay


(2020年10月7日現在)


↓英語の記事ですが


現在イギリス在住ですが、1年後ビザを更新しなければいけないので、その時またビザの更新費用やIHSがどれだけ高くなっているかとても心配です。私は働いているので、そちらで保険料の税金もイギリス人と同じだけ支払っているので、なんか保険料をダブルで払っていて、全く無料じゃないな、むしろ多く支払っているという気持ちでいっぱいですが、でもそれだけの価値があると信じて英国ライフを楽しんでいきたいと思います💦💦

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