#175 11月5日Bonfire Night (イギリスの花火の日)の歴史は残酷

おひさしぶりです。Lincoです。引っ越しでバタバタしておりました。やっと昨日ソファーが届き、落ち着いて、ブログを書くことができます。

今日11月5日はGuy Fawkes Nightです。今はBonfire Nightとも呼ばれます。
イギリス人は、Remember Remember the 5th of Novemberといって覚えているそうです。




イギリスで毎年この日に花火を上げる記念日です。何の記念日かというと。国会が燃やされなくって良かったね。という記念日なのですが、詳しく歴史を見るとこの歴史がすごくひどい話なんです。

今日の主役はGuy Farkesさん。この人がGuyという英語の語源になったらしいです。(諸説あり)

400年前くらいの話です。なのでどこまで実際の話に忠実なのかはわかりませんが、いろいろな英語のホームページを見て簡単に話をまとめました。

むかーしむかし、政府とジェームス1世(プロテスタント信者)に不満を持った火薬計画集団がいました。トップの人の娘であるエリザベス(カトリック信者)を王位につかせたかったということらしいです。おそらく、400年も前となると不平等だったり、お金持ちにのみ投票権があったり、不満があった人はたくさんいると思いますし、宗教的廃兵が強いのかもしれません。その集団が「そうだ、国会議事堂を燃やして、王と政治家を暗殺しよう」と計画していました。




大体の放火準備が整っておりましたが、その準備を始めたのは7月末。でもペストの混乱と重なり、なかなか国会が開催されませんでした。やっと国会が開かれる11月5日に、その計画の情報が漏れ、火薬を見張っていた担当の人(Guy Fawkes)が見つかってしまい、逮捕されその事件は起きず、放火が起こる前に食い止められました。

そのGuy Fawkesは、逮捕後、拷問をされ計画を自白し、仲間もつかまり、逮捕者全員が死刑になったようです。その時はいろいろな拷問を人々の前で受け、最後に死刑なったそうです。

その国会放火陰謀を食い止めたことを祝って、火で燃やす(花火や焚き木をする)ことが、徐々に毎年恒例のイベントになっていったようです。カトリック教会やらプロテスタントやらの宗教的背景もいりみだり、400年後の今日まで続いているお祭りのようです。




最初はGuyのダミー人形を花火の先につけて燃やしていたとか。。。。残酷。
今となっては、庭で花火をしたり、週末になると地域の大きめの花火大会が企画されたりして、家族や友達と楽しむ花火の日となっているようですが、なんだか歴史を考えると残酷ですよね。

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1 コメント

Unknown さんの投稿…
lincoさん初めましてこんにちは。現在イギリスの大学で最終学年をしているものです。
よかったら就職活動をどのようになさったか聞かせていただけませんか?
不躾な申し出失礼いたします。