映画「シン・ウルトラマン」を観てきました。
企画・脚本:庵野秀明氏、監督:樋口真嗣氏ということで、否が応でも気になる作品です。
公開から4日ほど経っており、適度に情報が目に付いてしまいましたが、なるべく情報は仕入れずに行ってきました。
見終わった感想としては、不思議な映画だった、です。
シン・ゴジラほど現実的でもなく、安易なヒーロー作品とも違う。
禍威獣特設対策室専従班、通称「禍特対」も、特殊な兵器を使う訳ではない。
その割には台詞回しが「いかにも」なアニメ調で、実写作品としては結構な違和感。
カメラワークも独特。 人物をスクリーンの端に追いやったり、意図的に頭部を切り取ったような構図だったりと、なかなか見られないものでした。 これはこれで面白かったですが。
ウルトラマンと禍威獣の戦闘シーンは、当時のTVシリーズをオマージュしたような撮り方。
物語はマニアックな要素を持ち込んであったりと、唸る要素はあります。(これはあちこちで考察や解説記事が出ると思います)
しかし・・・「ウルトラマンという映画を観た」以上の言葉を見つけられず。 決してつまらない作品ではないのですが、諸手を挙げて面白かったと叫ぶのとも違う。 不思議な体験でした。
取り敢えず、パンフレットを読んでみましょうか。
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エンドロールでは、あちらこちらに庵野氏の名前が出てきます。
おそらくウルトラマンのモーションキャプチャー(の一部)は、庵野氏なのでしょう。
もしそうなら、40年かけて本当にウルトラマンになったことに。
情報を仕入れてない状態で書いているので、的外れな発言だったらごめんね。
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