私の著書「教育カウンセラーの私が不登校のわが子を救ったたったひとつの方法」
不登校に無縁の方もぜひお読みください。
子育ての原点ともいえる内容です
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今日はうちの子の話です。
先週遊びに来てくれた親戚の女の子。
4歳
彼女はうちの家のアイドルです。
みんな大好きな彼女に、うちでこんなことが起きました。
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うちには1キロの極小チワワがいます。
彼女の小さな手で先週初めてうちのチワワ、チョコちゃんを抱っこして歩くことができた彼女は、
もうどんなに嬉しそうだったか
最初は危なげでしたが、どんどん慣れてきて上手に抱っこできるようになりました。
「チョコちゃんをお外に連れて行きたい」
と言ってリビングルームの横のバルコニーに出た時は、うちの子供たちも私も、
「大丈夫だろう」
と鷹を括っていて、一緒にバルコニーに出ませんでした。
しばらくして、チョコを連れて中に入ってきた彼女の様子がちょっとだけ変。
抱かれているチョコもぐったりしているように見えるんです。
「チョコちゃん落としちゃった」
という彼女の言葉に私達はびっくりしました。
チョコは本当に小さいのでちょっとしたことがかなりのショックになるからです。
ソファの上におろしたチョコは動かない。
ぐったりしている。
怖がりなのできっとショックなんだろうと思いながら、次男が抱き上げた時、
首にも力が入らずグニャ。
この時、私達はぞーっとしたんです。
目を開いていますが、見えている様子はなく、どんどん意識が遠のいていくよう。
次男はその時のチョコの目が、死んだ金魚の目と同じだと感じ、ものすごく怖かったそうです。
そしてチョコは、とうとう完全に意識がなくなりました。
クールに黙って見ていた長男。
「お医者さん連れていくで!」
と言い、その時間に空いている獣医さんをスマホでパッと調べ、車を走らせてくれました。
長男、次男、私で、もうドキドキしながら、
車の中で、
「チョコ、大丈夫やからね。またお散歩行くよ。
リンゴも食べるよ。チョコ~」
と言い続け、
チョコの身体の細胞に
「ありがとう」「大丈夫」を唱え続けながらの道中。
ビデオにでもとられていたら、かなり変な親子です
車の中で少し意識が戻りましたが、正常な感じには見えず。
それでも、意識がもどったということにフォーカスし、
「良くなってる、良くなってる」
と、みんなで言い続けました。
獣医さんに着いて、わたしがカルテに記入。
次男に抱かれているチョコは気のせいかなのか、少し意識がはっきりしているようにも見えました。
しかし、まだまだドキドキ。
もう、順番が待てないような気持ちでした。
カルテを書き終わり、受付のお姉さんの近くに次男が行くと、
なんと、なんと、
まだぐったりしていたチョコは、くるりと身体の位置を変えて、お姉さんの方を見て喜んだのです
アンタ、意識なかったんちゃうん
って、私たち3人は唖然となりました(笑)
まあでも、そこで私達はだいぶんホッとできました
順番が来て、レントゲンや超音波を取ってもらい、いろいろ調べてもらって、
その結果を聞きに診察室に入ると、
チョコが立ってる!
歩いてる!
そして結果は、
「脳震盪を起こして一時的に意識がなくなったんでしょう」
ということでした
チョコは今日もいつも通り。
元気なチョコにもどっています。
命があってくれて良かった。
生きててくれてよかった。
命の大切さをまた親子で痛感しました。
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このちょっとした事件のポイントはここからなのですが、
帰りの車の中で、うちの2人の息子が言うことが感動なんです。
「あー、チョコが大丈夫になってよかった。
あのままもしものことがあったら、〇〇ちゃんのトラウマとかになって、一生犬を抱っこできないとかになったかもしれへん。
〇〇ちゃんがそんな思いをしなくて良かった!」
大切な家族であるチョコのことを心配しながら、あの子たちの思いは、4歳の可愛い女子の心にいっていました。
彼女を傷つけてはいけない。
そのためにもチョコに元気になってもらわないと。
彼らの視点がそこにあったことに、感動しました。
私もそのことが1番の気がかりでしたが、まさか20歳前後の息子たちが同じ思いだったとは。
そして、家に帰ると、彼女は私の母にオネダリをしてもらった大好きなパンをほんの少し残していて、
「これ、チョコちゃんにあげるねん」
と言うのです
次男は、それを見てとても切なくなったと言います。
心配してたんやね。
小さいのにものすごく気にしていたんやね。
ごめんね、怖い思いさせてしまったね。
私たちがあなたの横についていなかったという怠慢をしたのが原因なのに、
責任を感じさせてしまって、本当にごめんね。
家で待っていてくれた娘も母も同じ気持ちでした。
あんな状況の中で、みんなが小さい彼女の気持ちを思いやっていたなんて。
なんだかそのことに感激しました。
そして、一見、「悪いこと」のように見えたこの事件も、そんなとても大切なことを見せてくれた神様からのギフトでした。
彼女をママのところへ送っていく時も、息子たちは、彼女のママの気持ちを気遣い、
このことがバレてはいけない、ママに心配かけてはいけない、とそこに意識がありました。
大人だ~!
感動!!
うちの子たち、
最高にいい子たちに育っている
ありがとうね。
大好きな子供たちありがとうね。
そして、可愛いお客様。
またおいで。
次もチョコちゃん抱っこしてあげてね♥️
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