園芸でちょこっと科学

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タネ大好き。極小ベランダで水耕栽培。世界のいろんな野菜を育ててみたいなあ。

2022年12月8日木曜日

食用ホオズキ「太陽の子」

 過日、ご近所さんから、食用ホオズキ「太陽の子」の実をいただきました。ホオズキにしては大きくてりっぱ。お味はというと、ほわっとしたというかぼんやりとした甘さではなく、きっちりとすっぱくて甘味も強い、はっきり・くっきり主張するホオズキだったのです。いやびっくり!!

じつは、この「太陽の子」。私が今年ネットで買い求め、ご近所さんにさし上げた種でして。ご近所さんはその種をご自分でも育てつつ、北海道の妹さんにも送っておられ、それがみごとに育ったんだそうな。で、その実を妹さんからまたご近所さんのお手元に渡ってきて、わがやに届けてくださったという、じつに長い旅路のお品なのでございます。

ところで、わがやの「太陽の子」ですが、3月3日に種まきしたものの、数個の小粒な実がとれたあとは、ハダニの猛威にあい、9月頃にはあえなく撃沈しております。

こちら、その当ベランダの「太陽の子」。

一見、いくつも実がついていそうですけど。


全体像は、こんな。ハダニにやられて葉っぱが落ちてしまうという散々な出来具合でした。

こんなでしたので、ご近所さんから美しい実を頂いたときは、こんなにもきれいに育つんだと、びっくりしたのでした。

さて、いただいた美人さんのホオズキですが。外側の袋をあけると、こんなでございます。
頂いてから1週間も過ぎているので、ピッカピカ感はなくなっちゃってるけど、ふっくらしてますでしょ。


なお、1個は黒く傷んでしまってます。冷蔵庫にいれておいたんだけどなあ。

中の果肉は詰まった感じで、粒々の種あり。食べるとこの種が若干歯に残るかなあ。

それにしても、このお味にはびっくり。ご近所さんによれば、「私にはちょっと強すぎるかなあ」とおっしゃってましたが、ご近所さんの妹さんは「これは美味しい」と絶賛だったそうで、来年も育てるとおっしゃっていたそうな。

ご近所さん曰く、「あの寒い北海道でもこれだけ育ったんだから、ここ東京なら暖かいわけだし、もう一度、来年、挑戦してみようと思うの」と。
じつはご近所さんも、今年の栽培は虫だらけで終わってしまっているのでした。そして「虫に食われるほど美味しいのかもよ」ともおっしゃってました。

ま、そんなんで、わたくしめも来年、再びご一緒に栽培をしてみることになったしだいです。
となれば、頂いた実から種をとりますわね。ティッシュペーパーに果肉から種をホジホジ。


よく見ると、すこし平べったい形をしてるんですねえ。

よしよし、これで準備OK。あとは乾き待ちですな。

さあて、来年こそ、ぷっくりしたこんなホオズキが、できますか、どうですか。

もっか、私のノー味噌は取らぬ狸の皮算用でいっぱいであります!

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