我が家の庭で鉢植えと、露地植えにしてあるフジバカマが、満開になりました。19日午後には、待っていた「渡りチョウ」のアサギマダラが飛来、カメラに収めることができました。
数本のフジバカマの苗を鉢に植えたのは3年前。ひょっとしたら、日本列島と南方の島々とを往来するアサギマダラが、海を渡る前に立ち寄ってくれるのでは、と期待して植えたのですが、鉢植えにまでに来ることはあるまい、というのが本音でした。
ところが、昨年、わずか一匹だけ飛んできて、蜜を吸う姿を見ることができたのです。
今年は直径30㌢ほどの鉢がいっぱいになったため、半分を露地に移して栽培。どちらも勢いよく伸びて広がり、アサギマダラも一匹が姿を見せました。
よく見ると、羽にマークが入っています。マーキング調査に参加している人たちが入れたのでしょう。
我が家の庭に飛来するアサギマダラの個体数が増えたら、マーキング調査に参加するのも楽しいだろうな、とも考えています。
ただ、心配なのはフジバカマのすごい繁殖力。このままでは、根を伸ばして他の草花をたちまち追いやってしまいそうな勢いです。周りの地中へ、障壁用の板を差し込むべきかどうか、新たな課題になりそうです。